身近な自然となかよくblog (旧「菊名エコクラブblog」)

自然環境と調和した持続可能な社会を!

都市に住む現代人であっても地球への敬意を大切に。 松田 照之

2021年、真夏の夜の自然探検について その2

2021年07月15日 00時19分13秒 | 8月の活動:真夏の夜の自然探検

真夏の夜の自然探検は、真夏の夜の森の中に入っていく自然観察会です。そこでは真夏の夜の森で活動する生きものたちに出逢えます。

プールのヤゴ救出の時のように生きものは持ち帰らないでください。ヤゴ救出ではプールが清掃されてしまうため持ち帰っていただき、お家で育ててもらって羽化の様子を観察していただくことを目標としていましたが、夜の自然探検はヤゴ救出とは目的が違います。

①夜、②森の中で、③どんな生きものたちがいて、④何をしているのかということを、⑤私たちも彼らの棲んでいるのと同じ環境の中に入って観察するのが目標です。

そして、これらの目標を一つ一つ行なうことによって、私たちもこの観察会の間だけは、夜の森の中の生きものたちと同じ自然環境の中で、同じ時を過ごすというのが、この活動の目的なのです。

自然とふれあう方法は色々とあり、ふれあう人によってどのようにもなります。中にはカブトムシやクワガタを捕まえるだけの目的で来る人たちもいます。またセミの幼虫を捕まえて家でセミの成虫に羽化するところを観察しようという人もいます。

けれども、私がみなさんをお誘いして行ないたいのは、私たち自身も自然の生きものたちと一緒になって同じ森の中で同じ時を過ごすこと。そして、それによって私たち人間も含めてみんな地球の生きものなのだなぁといった自然との一体感とか、昼間見る森とは全く違って見えたりとなど、身近な自然を違った角度から体験していただくことです。

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2021年、真夏の夜の自然探検について その1

2021年07月13日 21時23分31秒 | 8月の活動:真夏の夜の自然探検

6月は綱島公園で「プールのヤゴ救出」を行ないました。綱島公園での次の活動は、梅雨が明けたころ、8月に「真夏の夜の自然探検」を行ないます。

注意点がありますので、よくお読みください。

1.この観察会は「真夏の夜の自然探検(自然観察会)」であり「セミの羽化の観察」ではありません。:セミの羽化が一つの目玉ではありますが、いつもはあまり見ることのない夜の森の中に入り、園内を歩きながら探索するものです。セミの羽化の観察なのにどうしてカラスウリの花なんか見るのですか?と綱島公園以外の場所で質問を受けたことがあるため、念のためお話ししました。

2.観察会では生きものを持ち帰らないでください。:「プールのヤゴ救出」の時はヤゴを持ち帰っていただきましたが、それはプールの清掃でヤゴも汚れと一緒に流されてしまうためでした。今回の観察会では掃除されたりしてしまう生きものはいません。そのまま綱島公園に生息し続けられるので、持ち帰らないでください。綱島公園に来る人たちがみんなで持ち帰ったら、特にクワガタやカブトムシなどは綱島公園からいなくなってしまうかもしれません。

3.セミの羽化を観察する際は、近寄りすぎず静かに見ること。:セミを捕まえようとするときどうしますか?そーっと近づきますよね?人の気配を感じ逃げてしまうからです。羽化中のセミは逃げたくても逃げられない状態なので、静かに観察しないとセミのストレスになります。

4.蚊取り線香は炊かない。電灯は電球色のものを。:蚊取り線香は蚊以外の昆虫も殺してしまいます。またブルーライトを含んだ光は生きものの活動に影響を与えます。極力人工的な影響を与えないようにしましょう。

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