緊急事態は再々延長されるようだ。
そこにあるのは五輪最優先の政府の目論見だけ。本末転倒も甚だしい。
6月20日まで緊急事態を続けて抑え込めば、逆算して何とか五輪は開催できると目論んでいる。7月中に高齢者のワクチンを終えたいのも五輪を何がなんでも強行したいから。それを隠して綺麗ごとを並べるから余計にしらける。
これほど開催国で歓迎されない五輪はかつてない。
五輪ムードが盛り上がっているかのような演出を、タレントを動員しTVなどもやらされ始めた。
空気のよめない五輪大臣は国民の「絆」を取り戻すと嘯く。絆を取り戻すどころか、ウソと無茶によってますます世論は分断されているというのにだ。