まちに衆議院選挙の雰囲気はない。
掲示板のポスターが目にとまるくらいだ。
新内閣発足から直ぐという異例の選挙戦。音もなく争点もはっきりしない。バラマキ競争だけが目立つ選挙になっている。
岸田総理にとって運が良いのはコロナ感染が激減していること。最大の争点だったコロナ対策の是非が鳴りを潜めたので、与党には嬉しい限り。
選挙戦の情勢をマスコミが報じだした。だが、これまでマスコミの事前予測は当たらない。先の東京都議選でも大外れだった。
与党の御用マスコミとそうでないマスコミでもいつも食い違う。調査項目の設問を意図的に操作してるからだ。
4年ぶりの総選挙は、この4年間の与党政権をジャッジする選挙なのだが、熱しにくく忘れやすいこの国の有権者は、あの疑惑のデパートだった安倍政治も、説明しない菅政治も、忘れている。
デタラメな政治をしても、顔を据えかえれば国民は忘れてくれるのでOKと与党の黒幕たちは高を括っている。
争点をぼかしやマスコミの世論操作に騙されてはいけない。