桑田佳祐の呼びかけに応えた佐野元春や 世良公則、 Char、 野口五郎らが発信した楽曲「時代遅れのRock’n’Roll Band」。
コロナ禍で「ひと」と「ひと」が分断され疲弊していた心に、衝撃を与えたプーチンのウクライナ侵略。「音楽にできることはないか」突き動かされた桑田佳祐が同年齢の友人アーチストに声をかけ楽曲リリースとなった。
ストレートな言葉で反戦を唄う。
世の中を嘆くその前に
知らないそぶりをする前に
素直に声を上げたらいい ・・・
知らないそぶりをする前に
素直に声を上げたらいい ・・・
子供の命を全力で
大人が守ること
それが自由という名の誇りさ
大人が守ること
それが自由という名の誇りさ
No More No War・・・
収益の一部は、「セーブ・ザ・チルドレン」に寄付され、世界中の子どもたちの「いのち」を守るために活用される。
ロシア軍のウクライナ侵攻の直後から、クラシックやロックのジャンルを超えて世界中の多くの音楽家が反戦のメッセージを発信している。
社会的なアクションを避ける日本のミュージックシーン。桑田佳祐は3・11でも、いち早く被災地でライブを行い、「音楽にできること」を発信し続けてきた。いつも時代を先取りしトップに立つ。
かつて、ボブ・ディランの「風に吹かれて」が、アメリカの公民権運動やベトナム戦争に強烈に影響を与えたように、音楽に人々の心を突き動かす力があることを信じたい。