地方議員をする友人から後援会ニュースが届いていた。
ニュースは当選以来ずっと、年4回の本議会後に発行し手配りをしているものだ。議会での代表質問などの報告や、その時々の行政課題のルポ記事、市民の声も紹介されている。4面をフルに使って「伝えよう」とする思いが伝わってくる。
今回届いた郵便物には、去年の暮に行った後援会総会の資料も入っていた。
本会議ごとの質問内容の報告に、月ごとの活動日録が7ページに渡ってびっしり書かれている。この手の会合に出席したことがあるけど、ここまで丁寧に細かく活動の報告をしているものを見たことがない。
「まちの主権者は市民。その市民に選んでもらい、血税から報酬を受け取っている議員として、活動を伝える責任は重い」常々そう話す友人の姿勢が総会資料にも表れている。当選の翌日から、毎朝の街頭あいさつも続けていることといい、なかなか良いではないか。
んっ、まてまて、あんまり褒めると調子に乗ってはいけないので、これくらいにしておく。
ちょっと、褒めすぎたので苦言も一言。「伝えたい」を大切にしているのなら、読みやすさにもっと心を砕くべき。文章は勿論のこと、レイアウトに見出し、文字の大きさ、書体まで、「まっいいか」じゃなくきっちり気配りしてほしい。
その気配りから伝わってくる姿勢こそ、友人の志す市民主権の政治になっていくはずだ。