風の声

想いつくまま

「聞く力」は「聞き流す力」のことか

2021年10月13日 | 日記

「聞く力がある」ことを自負してきた岸田総理。

その聞く力がある総理へ一通の「手紙」が届いた。差出人は赤木雅子さん。

思いと心を込めた手紙には、森友事件で「改ざん」を命じられ、抵抗し深い苦悩の末、自ら命を絶った夫の死に至る再調査を望む訴えが書かれていた。

これまで財務省は内部調査を行ったとして公表している。だが、その調査報告書には赤木さんの自死のことは書かれていない。違法な命令によって「殺された」という重大な犯罪行為について、触れようともしない内部調査は調査とは呼べないデタラメなものだ。

改ざん、隠ぺいがどのように組織的なされたのか、そしてその違法行為によって自死に追いやられた事実はどうであったのか。そこはまさに森友事件の核心の部分である。

違法な改ざん命令によって、夫の命を奪われた赤木雅子さんにとっては、夫の死に至る真相を明らかにしてほしいのは当たり前の願いだろう。

安倍は勿論のこと、菅政権では「再調査はしない」と門前払いしてきた。

総裁選中に「必要であれば」と調査の意志をしめしていた岸田総理だった。だからこそ、赤木さんが手紙を書かれた思いはよくわかる。岸田総理の良心と聞く力に期待されたのだろう。

だが、再調査について野党の代表質問に答えた岸田総理は「再調査の必要はない」と安倍菅内閣の言い分を踏襲した。

世論調査では、「再調査すべき」と7割近い国民が答えているのに、聞く耳を持たない政治に逆もどり。

岸田総理の自慢する「聞く力」とは、ただ「聞き流す」ということなのか。

またしても、腰砕けの有言不実行ぶりをさらしている岸田総理だ。

 

 


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値上げの秋を実感

2021年10月12日 | 日記

曇り空のすっきりしない一日。

車が黄砂を被ったみたいにまだら模様に。

洗車とガソリンを入れにガソスタへ。

驚いた、1リッターが160円オーバーになっていた。

この前の給油時と較べて10円以上も値上がり。

値上げの秋とニュースがやってたが、それを実感。

プリウスの燃費に救われる。

コロナ禍に値上げのラッシュ。

踏んだり蹴ったりの秋だ。

 

 


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早くも腰砕けの岸田総理

2021年10月11日 | 日記

早くも腰砕け。

総裁選では「1億円の壁」を見直すことを訴えていた岸田総理。だが、今日の代表質問の答弁で「やる気はない」ことを明らかにし、早くも腰砕けとなった。

「1億円の壁」は、岸田総理が掲げる「令和版所得倍増」の目玉政策だ。アベノミクスは公金で株価を吊り上げ、金持ちを大金持ちしただけで、格差を拡大し失敗した。

1億円の壁とは、所得1億円までは税率は段々と上がり、1億円以上からはどんどん下がっていく税率となっていること。その矛盾した税制度から「1億円の壁」と呼ばれていた。

その矛盾を改善するために、岸田総理は「富の分配」を改革する具体策として「1億円の壁を見直す」としていた。

今日の答弁を聞いていて、選挙前にしてこの腰砕けぶりでは、黒幕からちょっかいが入れば、すぐさま吐いた唾を飲んで、言ったことをくつがえす人物なのだと思えた。

「線の薄さが弱点」だとずっと心配されていたが、案の定、信念の弱さと実行力のなさがバレてしまった。

選挙ウケのいいことは並べても実行力はない。政治家として一番ダメなタイプになってしまいそうだ。

「有言実行」今の時代に国民が求めるリーダー像はそれなのだが・・・。

 

 

 


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日大の闇に捜査のメス

2021年10月11日 | 日記

理事の逮捕で揺れる日本大学。

これだけの事態になりながら今回も理事長の会見はない。ラグビーの危険タックル事件のときも会見から逃げていた。

そんな対応ぶりを見て、やがて大きな不正が暴かれるだろうと予感していたが、現実のものとなった。

変わらない隠ぺい体質がさらに蔓延し、田中理事長の側近の逮捕となったようだ。

もっとも、今回の背任事件は田中理事長自身も家宅捜査を既に受け、事件の当事者となっているので必死で逃げているのだろう。

だが、大学も公益性は高い。税金からの補助金は200億円を超え、他の医療などの公金も含めれば400億円を超える。

それだけに、公正で透明性のある経営は当然のことなのに、田中理事長の強圧的な支配の闇は深い。

報道によれば、この種の人物のやり口を真似て、田中理事長は入院してシャットアウトしているようだ。

捜査当局はどこまで不正にメスを入れられるのだろうか。

税金を食い物にする巨悪は許されない。

 

 


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同じ地平で

2021年10月10日 | 日記

友人から長い電話があった。

ずっと相談を受けていたことで悩んでいるようだ。

こじれた厄介な事情のようで収まるのは難しそう。

親身になって相談にのるから、心を痛めてしまう。

長い電話の後、声が明るくなったようでよかった。

「同じ地平に立つ」なかなかできることじゃない。

 

 


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秋の風

2021年10月09日 | 日記

自転車をこぐ風が心地よかった。

やっと秋の風になってきた。

 


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利権と疑惑の臭いプンプン

2021年10月09日 | 日記

日本大学の附属病院疑惑ではついに逮捕者が出た。

24億円で設計を受注した業者から2億2千万円がコンサル会社に流れ、そのうちの1億6千万円が日大理事と医療法人理事長に還流されていたという。

背任容疑で、日大理事長の側近といわれる理事と医療法人の藪本理事長が逮捕された。

興味深いのは、逮捕された医療法人の藪本理事長が、安倍元総理と親密な関係にありゴルフ仲間ということ。あの加計疑惑で安倍のゴルフお友達の加計孝太郎とかぶってしまう。

藪本も加計も自民党の医療政策にうまく乗っかって急速に成長してきた。

モリカケサクラケンジと疑惑のデパートだった安倍。どうも安倍の周辺を取り巻く輩からは利権と疑惑の臭いがプンプンしてくる。

 

 

 

 

 

 

 

 


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魅了した真鍋さんの語り

2021年10月07日 | 日記

ノーベル賞に輝いた真鍋淑郎さんの語りに惹きつけられた。

「日本では好奇心にもとづく研究がやりにくくなっている。政治家と科学者のコミュニケーションがうまくいっていないのも問題だ」

と語り、アメリカではアカデミックと政治の独自性が確保されているが、日本の現状はそうではないとして、研究環境の改善を促した。

国籍を変えたのはことを、

 「日本の人々は、非常に調和を重んじます。お互いが良い関係であるために、他人を気にし他人を邪魔することはやらない」

「アメリカでは、他人を気にする必要はない。私は他人のことを気にすることが得意ではない。だからアメリカでの暮らしは素晴らしい。私のような研究者にとっては、好きな研究ができる」

研究者や研究にとって環境が重要であることを明快な喋りで語った。

「私は他人と協調して生きられない。それが日本に帰りたくない理由の一つ」と、会場の笑いを誘った真鍋さん。一途に研究の道を貫いた人生の達観とユーモアがあった。

真鍋さんの喋りに思い浮かぶのが、菅総理が就任早々に強行した学術会議委員の任命拒否だ。大きな混乱となっても拒否理由の説明は一切しなかった。

かつて政治が学問を弾圧し暴走した先は戦争だった。歴史の教訓に無知な菅総理の愚かさを露呈した学術会議騒動だったが、そんな独裁的な政治姿勢が国民から支持されるはずもなく、わずか1年で退陣となった。

この、真鍋さんの言葉を菅やその取り巻きだった面々はどう受け止めただろうか。

「政治の権力」と「学問の権威」、そこには不可侵の掟がなければならない。

時の権力に迎合し、政治家に忖度するような学問は自滅するだけだ。

 


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ノーベル賞に真鍋淑郎さん

2021年10月06日 | 日記

真鍋淑郎さんがノーベル物理学賞を受賞した。

真鍋さんは、「二酸化炭素が増えると温度が上がる」ことを科学的に立証してきた研究者。世界に先駆けて地球温暖化問題に取り組んでこられた。

研究費の削減と研究者への冷遇が続く日本を飛び出され、米国で研究活動をされている。

国の研究費で日本は米や中国の3分の1以下。優秀な研究者の海外流出が続いている。

資源のない日本なのに国の宝である知能が流出していては増々経済は弱体化してしまう。自由闊達で研究が保障された魅力的な研究環境を急いで築く必要がある。

何かといえば、中国を低位に見たような言動ばかりの政治だが、その中国は日本を一気に追い抜き、研究費を拡大して100年先を見た戦略を打ち立てている。

「経済安全保障」を掲げた岸田政権なのなら、知能の流出を食い止める具体策を打ち出すべきだ。

菅総理が学術会議に違法な介入をしたのも、研究者を軽視する政治の思い上がりに他ならない。

その場しのぎで国民受けがいい政策ばかりに汲々としてないで、ダイナミックな長期視点に立った政治が求められている。

 

 

 

 

 


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借金して遊ぶのは愚の骨頂

2021年10月05日 | 日記

感染減少を受けてGOTO再開へ動きだしている。

GOTOと感染拡大の因果はともかくも、旅行代金の半額を補助するGOTOの財源は税金だ。遊びまわるのを半額も税金で補助する。しかも制限はない。

GOTOを利用したくとも旅行に行けない国民も大勢いる。その不公平はどうするのか。

それに、そもそも税金を使って遊び歩き、税金のツケを未来の世代にまわすというのは無責任でデタラメすぎる。

コロナ禍のこの2年近く、旅行を我慢してきた分、遊びで発散したいというマグマのような経済力は30兆円ともいわれている。感染を抑え込めればV字で回復できるということだ。

これまで数々の失策で学んだのだから、いい加減に学習力を発揮し、先ずは感染を抑え込むために血税は大切に有効に使えと言いたい。

それに、「遊びは自腹」が当たり前のこと。親や誰かのカネで遊び歩いても満足はない。

ましてや借金して遊ぶのは愚の骨頂だ。

 

 


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「忖度内閣」の大臣たち

2021年10月04日 | 日記

法律の目一杯の大臣枠を使って、岸田内閣の20人の新大臣が決まった。

初入閣が13人とあって、知らない顔の面々がずらり並ぶ。「誰を」というよりも安倍麻生に気遣いとバランスをとったパッとしない「忖度内閣」だ。

TVのコメンテーターが「大臣ガチャ内閣」と命名し、笑いを取っていた。「やじろべい内閣」と評した解説者もいて、安倍麻生のリモコン内閣であるというのは、多くの国民が思うところだろう。

内閣の顔触れで評価を得ようという打算よりも、コロナの再拡大がくるまでに、すぐに解散し、ご祝儀相場があるうちに選挙を乗り切ろうという作戦だ。

だから、人選は大臣らの仕事ぶりよりも、安倍麻生への気配り最優先。

それに、新人大臣の身体検査のミスや失言で、スキャンダルが噴出するまでに、一気に解散しようとの思惑も透けて見える。

党人事に重きを置いて、若手のエースを大臣ではなく総務会長に据えたのも、選挙を見据えてのことだ。

これまで、新内閣は高い支持率で迎えられている。あっけなく短命に終わった菅総理でさえ、就任直後には7割を超える高い支持率だった。

就任直後に解散総選挙というのは近年なかったこと。

「令和版所得倍増」の中身はまったく示さずに、ご祝儀ねらいの岸田内閣が、忖度大臣らを引き連れて選挙に打って出る。

 

 

 

 


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パンデミックが突き付けるもの

2021年10月03日 | 日記

パンデミックによる死者数が70万人を超えたアメリカ。

70万人といえば日本の政令市に匹敵する人口。その都市が全滅したという状況を想像すれば、その深刻さがわかる。

マスクやワクチンを拒否するトランプ支持者らもいてワクチン接種が停滞している。バイデン政権が接種の強化策を模索するのもうなづける。

一昨年の末、中国武漢で新型ウイルスが確認されたとき、ここまでの事態になることを誰も予測できなかった。

人口増加と熱帯雨林の伐採などの乱開発。CO2温暖化による気候変動など地球そのものの環境の激変と、新たなウイルスを生みだす脅威は増幅され続ける。

運命共同体の地球船に乗る人類。2040年までにどれだけ英知と行動を結集できるか、今まさにその岐路に立っている。

1ヶ月にわたり電波ジャックして派手にやった自民総裁選だが、仮想敵国の脅威は強調しても、迫りくる人類滅亡への脅威は議論されなかった。

コロナ対策も場当たり的なもので、その教訓から導き出した未来へのダイナミックな政策は、まったく議論されなかった。

無知と無責任、まさにこんな政治が破滅へと地球船の舵をとってきた。

「破滅」か「持続」か、どちらを選ぶのか。

パンデミックはその選択を人類に突き付けている。

 


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消えていく春と秋

2021年10月02日 | 日記

台風一過、急に秋めいてきた。

気温は高いものの湿気も落ちて窓を抜ける風が心地いい。

半袖からいきなりジャンバーに変わるような気配だ。

春と秋が消えていく気候変動を象徴したような今年の天候だ。

日暮れの早さが寂しさを誘う。

 


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野球の神様、打たせてやって

2021年10月02日 | 日記

こんなにワクワクしてMLBの試合を見入ったことはない。

大谷祥平の歴史を塗り替える超人的な活躍は「天晴」だ。

ワクワクさせる二刀流の大活躍やHRダービーもだが、投げ、打ち、走る、野球少年のようにがむしゃらに野球を楽しむ清々しい姿がいい。

米で人気が沸騰しているのも成績だけでなく、そんな人柄が爽やかだからだろう。

今日を入れて試合は3試合。HR競争は3本の差を追う。いまのところ快音はない。ダントツに多い申告敬遠やストライクゾーンを外しての攻めで、チャンスボールは投じてもらえない。

どうか、野球の神様、打たせてやってください。

 


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えっ、また麻生・・・

2021年10月01日 | 日記

やっぱダメか。

案の定、岸田新総裁は安倍麻生に金権疑惑甘利の3Aを気遣い、ご意見を伺いながらの人事のようだ。これでは、隠れた黒子が裏で好き勝手のうごかす「操り人形の総理」になってしまう。

覇気のあった選挙戦中の表情はくすんでしまい、すでに疲れた顔になってきた。

「ノーサイドです。全員野球で自民党が一丸となって」と当選直後は喋っていたが、河野への冷遇はとてもノーサイドではない。恨みを根に持ち続ける安倍カラーの臭いがプンプンする。

それにしても、80を超えてる元総理の麻生をいまだに現職に留めたのは残念すぎる。とっくに賞味期限が切れているものを振舞われても、とても食えない。

「えっ、また麻生を副総裁・・」岸田新総裁の党人事に、地元の広島でもガッカリの声が上がる。

 


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