ほぼ通年咲いている。
温室ではなく、日当たりのよいベランダ。
冷たい風が通り抜けていた冬にも咲いていた。
葉は傷んでいたけれど、それでも花は咲いていた。
葉は少し元気を取り戻したけれど、花の方が少し汚れはじめている。
左の二つが雌しべを持つ雌花、右が雄しべだけの雄花。
雌雄異花、こちらは雄花、花弁は4個、雄しべが密集している。
こちらは雌花、花弁は5個、雌しべはU字形に見え、先端がまた分かれている。
シベの形状が違うだけで、雌しべは昆虫を誘うような蜜が出ている訳ではない。
それでも受粉が出来るのは、この構造の妙なのだろう。
(2013.05.26 大明石町)
☆
雌花の方は受粉後、子房を守るように苞が閉じる。
(2013.07.10 須磨離宮公園)
(2013.07.14 大明石町)
ベゴニア Begonia cucullata var. hookeri(=Begonia semperflorens)
種小名のsemperflorensは、四季咲きの意味、通年咲く植物だ。
(2013.07.21 須磨離宮公園)
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冬のベゴニア
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