HAYASHI-NO-KO

雑草三昧、時々独り言

イヌコモチデシコ(犬子持撫子)2024-2

2024-05-06 | 春 赤・桃色系

今年も幾つかの場所でこの花に出会う。
種子の区別は何とか付けられるけれど
草丈の高低、葉鞘の長さ、茎の毛・腺毛の有無等など、記述されている内容を幾つも読んでいると
三種類の区別点が少しずつ重なったりして??が続く。
たぶん今年も同じことの繰り返しになるのだろう。

 

 


(2024.05.02 松江)

離宮道の両側には、車道より一段高い松並木が歩道との間に延びる。
その法面には幾つもの雑草がそれぞれの場所を占めている。
草丈は様々だけれど両側にイヌコモチナデシコ。

 

 

 



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
イヌコモチデシコ(犬子持撫子)
ナデシコ科イヌコモチナデシコ属 Petrorhagia nanteuilii → Petrohagia dubia
コモチナデシコ(子持撫子)Petrorhagia prolifera
Petrorhagia nanteuilii には、新称・ミチバタナデシコが付けられた。
イヌコモチナデシコは葉鞘の長さが幅の1.5~2倍になり、 コモチナデシコはほぼ等しい
対生している葉の鞘の部分は茎の径より長い。
(2024.05.04 離宮道)

 
▲ ㊧ 硯町と新明町で撮っているイヌコモチナデシコの種子  ㊨ 大粒が明石川沿いで撮っているミチバタナデシコ/コモチナデシコの種子 ▲
ミチバタナデシコとコモチナデシコの種子は、幾つかのブログ記事ではイヌコモチナデシコより大きく盾形。
種子の突起の違いが記述されているのだが、二種類が混じって咲いている可能性も充分あり得ることだ。
全草確認した訳ではないけれど、この画像の場所の種子と別の場所の種子は違っていることだけは確実だ。
画像で大粒の方が明石川で採取したもの、小粒の方が硯町で採取したもの。右は2023採取のもの。

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イヌコモチナデシコ2024-1 離宮道のイヌコモチナデシコ2023 イヌコモチナデシコ2023 コモチナデシコ或いはミチバタナデシコ2020
イヌコモチナデシコ→コモチナデシコ2013 イヌコモチナデシコ(→ミチバタナデシコ)2013

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