在来の黄梅に似ているので黄梅擬きと名付けられたけれど
雲南黄梅、雲南素馨の名前で呼ばれることの方が多い。
若い枝の断面は四角形、枝は上部で枝垂れる。
やはり何々擬きとか偽何々とかの響きは良くないからと
幾つもの別名が登場する。
同じものを指しているのだけれど、どちらが別名なのかわからなくて混乱する。
在来の黄梅も、梅の仲間では無くてモクセイの仲間…だし
本物の梅にも黄梅(おうばい)と名付けられた種類があるから何ともややこしい限りだ。
▲ 若い枝は緑色で、稜がある。▲
(2024.03.19 明石公園)
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ウンナンオウバイ(雲南黄梅) モクセイ科ソケイ属 Jasminum mesnyi
オウバイ(黄梅)Jasminum nudiflorum
(2024.04.02 明石公園)
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▲ 春の葉、晩夏の葉 葉の質はかたい。▲
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▲ 梅園のオウバイ(小石川) オウバイ ▲
鎌倉・瑞泉寺境内の「黄梅」は、鎌倉市指定天然記念物になっている。
小石川には、花弁が完全に退化した「酈懸梅(てっけんばい 別名ちゃせんばい・茶筅梅)も咲いていた。
【蛇足】桜梅桃李(おうばいとうり)という四文字熟語があるのだが、それぞれが個性ある花を咲かせる。
転じて「自分にしかない個性を磨いたり長所を伸ばしていくと良い」の意味と解釈されている。
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