
かつては海の中。
望海浜は激しい海流で絶えず浸食されていた。
砂浜もあったけれど、遊泳は禁止されていた。
いつも風が吹いていたし、砂浜を限るように葦原が続いて
何とも荒涼とした場所だった。
浸食防止のテトラポットが敷設され、何とか収まった後に防潮堤も作られた。
奇妙な景観が今も残っている。
お陰で砂浜も戻ったけれど長い間立ち入りは制限されている。
計画の詳細は知らないが、工事車輌の出入りが始まっているから
早晩整備されるのだろう。
そこの植生は冬の時期には調べようもないけれど
一瞥した範囲では松江の浜とさほどには変わらない。
海浜性植物を育てる…などと言う酔狂な事は行政の手では無理だろうか。
ツルナ ツルナは多くは育っていないけれど岩陰でまだ花をつけていた。
別ページに上げたけれど、ハマヒルガオ以上にコマツヨイグサが広がってしまっている。
ハマヒルガオ
下はコマツヨイグサ、たぶん一番広がっていた。
ハマウドの周囲はコウボウムギだろう
ハマウドの果実が積もっている。
と言う事はここまでは海水は来ない…と言う事。
ハマダイコン
コウボウムギ
何故か点々と茶色くなったオオオナモミの果実が揺れている。
(2015.12.12 船上)
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