北支、つまり中国東北部に分布している野生種。
隣には、チョウセンマメナシも植栽されている。
何度もテント張った上高地に近い小梨平が浮かんだけれど
小梨と呼ばれているズミ(酸実・桷・棠梨 Malus toringo)は別名コリンゴと呼ばれるリンゴ属の花
マメナシ(Pyrus calleryana)、ホクシマメナシ(Pyrus betulifolia)などは、
径1、2cm程度の果実しか出来ないし、渋くて食用にはならない。
国産のヤマナシも同じだ。
それでも、梨を育てる台木として利用されている。
果実(くだもの)は、殆どがこの様な形で食用に向く形に作られてゆくもの。
ナシの語源の最有力、中が酸っぱい意味のナスミ(内酢味)→ナス→ナシ転訛説
一度野生のヤマナシを食べてみると判る。
樹にぶら下がっているものは小さいけれど固いし、中の種子を保護している「石細胞」が
独特の渋み・酸味を持っていて食べられない。
完熟して樹から落ちたものは、渋み・酸味が抜けて甘くなる。
(2008.04.25 森林)
梨の葉の虫こぶ?
梨の葉に出来る病気の一つに「赤星病」がある。近くにはビャクシンが育っている。
☆ ☆ ☆
このページに直接は関係もない画像を貼る。
私の父は1北支、つまり中国東北部に分布している野生種。
隣には、チョウセンマメナシも植栽されている。
何度もテント張った上高地に近い小梨平が浮かんだけれど
小梨と呼ばれているズミ(酸実・桷・棠梨 Malus toringo)は別名コリンゴと呼ばれるリンゴ属の花
マメナシ(Pyrus calleryana)、ホクシマメナシ(Pyrus betulifolia)などは、
径1、2cm程度の果実しか出来ないし、渋くて食用にはならない。
国産のヤマナシも同じだ。
それでも、梨を育てる台木として利用されている。
果実(くだもの)は、殆どがこの様な形で食用に向く形に作られてゆくもの。
ナシの語源の最有力、中が酸っぱい意味のナスミ(内酢味)→ナス→ナシ転訛説
一度野生のヤマナシを食べてみると判る。
樹にぶら下がっているものは小さいけれど固いし、中の種子を保護している「石細胞」が
独特の渋み・酸味を持っていて食べられない。
完熟して樹から落ちたものは、渋み・酸味が抜けて甘くなる。
(2008.04.25 森林)
梨の葉の虫こぶ?
 
梨の葉に出来る病気の一つに「赤星病」がある。近くにはビャクシンが育っている。

☆ ☆ ☆
このページに直接は関係もない画像を貼る。
私の父は大正6年(1916年)生まれだから、2008年現在92歳。
昭和13年から16年、支那事変から太平洋戦争直前まで北支に従軍している。
戦争体験など殆ど語ることなく90歳を過ぎたのだけれど、
私が東京転勤になった翌年、靖国神社に行きたいと言ってきたことがある。
前線には従軍せず、後方で通信部隊に居たのだと聞いていたのだけれど
滓のように残っている戦友の記憶がそうさせたのだと思う。
その折の手記を含めて膨大な冊子をワープロ打ちして残している。
原文を再パンチすれば読みやすいのだろうけれどスキャン画像を残す。
A4二つ折りのA5版、手作りの冊子で表紙は裏白の広告を使っている。
この冊子を含めて膨大な地域の歴史や、古典文学を読みながら全文をワープロ打ちしたものが残されている。
ホクシマメナシのお花・・・ヤマナシに似ていますね。
実は径1~2cmとは小さいですね。
今年はヤマナシの実をよく観察できたらと思います。
できれば食べてみたいです。
酸っぱいものを甘くする、小さなものを大きくする…その為に幾つかの試行錯誤があるのでしょうね。
人間の持っている五感にうまく合うまでに、完熟するまでに動物に食べられることも多いのでしょうか。
「赤星病」・・・ですか。
まるでこんな感じです。一緒のような気がします。
昨年も教えていただいていました。
とっても奇妙な感じで嫌です。
こいもがヤマナシと思っている果実は径4cm位ではと思います。
もっと良く見たいのですが・・・。
いつもありがとうございます。
美味しければ鳥や動物がだまってはいませんものね。
きっと美味しくはないのでしょうね。
売り物になるような大きさや、甘さなどは少ないのでしょうね。
ヤマナシも小粒で、食用にするには渋みも多いのだろうと思いますが、幾つかの野生種・原種が現在の市販の梨の基になっていると思います。
人間の味覚とは違うでしょうから、鳥や獣も食べているかも知れません。