チャ

茶が生け垣になっている。
梅の頃には、かなり痛めつけられる木。
カメラマンが梅を撮るために、無理矢理足を踏み入れたりする。
密に植えておかないと、中に入られるでしょう？と、熊坂さんは何度も無残な姿の茶を見ながら話された。
どこでもそうだけれど、そうまでして撮った画像でも、撮った方には大事なのだろう。
意味があるとか無いとかと言う話し以前のことだから、議論にもならない。
撮りたいのは梅、だから足下の茶は邪魔なだけなのだ。

お陰で（？）、二年ぶりの茶も、あちこちで枝が折れている。




（2010.11.02　藤沢） 
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