昨今、電力の逼迫の問題もあり、我が家の「エアコン(冷房)」の使い方を考えた。
どうやら、この土日から、30℃を超えるような日々が続きそうなので、「熱中症対策」のためにも、適切なエアコンの活用を考えましょう!
(1)エアコンは基本的に、60分程度の外出ならば、運転状態を継続するが、設定温度は、ある程度”緩和”する。
在宅時に、設定温度27℃だった場合、外出する時は、設定温度を29℃にする。設定温度の目安は、33℃を超えた場合、外気温度-5℃程度としている。暑さを感じる分、適度な気流を確保するために、扇風機を併用し、室内の空気の流れを作り、体感的にも、涼しさを感じるようにする。夜間についても、就寝時の外気温度が30℃を超えている場合は、外気温度-3℃を目安に、連続運転としています。概ね、設定温度は27℃が多いでしょうか?
(2)エアコンの設定温度は無理のない範囲で高めがいい。
この図は、1987年の学会で発表された論文なんですが・・・・・35年前からのです。
(3)風量は「自動運転」が節約になるので、お任せにしています。
(4)真夏は冷房よりドライの方が電気代が安いので、「からっと除湿」の機能を活用します。
(5)室外機は、直射日光が当たらないように、遮熱対策を行っています。また、定期的に、フィンを洗浄しています。
(6)室内機は”こまめな掃除(2~3週間)を実施しています。
取扱い説明書にも書いてあるように、きちんと”お手入れ”をしましょうね。
(7)窓の周囲にはグリーンカーテンやよしず、遮熱シートを設置して、日射熱の影響を緩和させています。
下図は、そのことを示しています。外気温度が35℃、その上、強烈な太陽の日射熱を受けると、外壁や屋根は、50℃、60℃と高温になります。実際に、真夏に、壁面を触れば分かりますよね。その温まった熱が、室内に伝わるのですから、いくら冷房しても、冷え切れません・・・・いや、バンバン電気を使って、冷やせば冷えます・・・・・
特に、2階建ての1階は、日射熱を極力受けないように、遮熱シートなどで、日影を作れば、概ね外気温度(35℃)の熱に抑えるので、伝わってくる熱量も、幾分、減ります。如何に、木陰の涼しさ的な対策が有効であるか?分かりますよね。
よって、これらの配慮から、我が家は、日本一暑い、熊谷市の近隣エリアというハンデを有しながら、夏の電気使用量は、省エネ家庭(省エネ住宅)程ではありませんが、平均的な家庭と省エネ家庭の中間値のレベルで、「快適な生活」を営んでおります。
ムダにエネルギーを使ってもいいのですが、その”ツケ”は、近未来の次の世代に回すことになりますからね。
(意見には個人差がありました。)