先ずは、エアコン(冷房)が必要な要因は、気温が高い、日差しが強い、湿度が高い、風が無い、からです。
暑さを感じるからです。
そのためには、その外部環境から室内環境を如何に、快適な空間にするか?です。
家の断熱性、遮熱性を高める対策は、容易ではありません。
今、出来ること、として、日差しを遮ることは、遮熱シートを活用して、容易な対策です。室内側に、太陽日射熱が入って来ないよう対処する方法はDIYでもできます。気温、湿度、風は気象現象ですから、対処は難しいです。
日差しを遮るだけでも、暑さの緩和には、大きな効果が得られます。
0.熱負荷を減少させる措置(日射熱の侵入を小さくする)が、節電の第一歩です。太陽の日差しを室内に持ち込まないようにすれば、室内の温度上昇は、外気温度とほぼ同じです。太陽の日差しを遮らないと、外気温度プラス太陽に日射熱分の温度上昇分を冷やすことになります。そのイメージを図示したものが、下図です。
日差しを受ける壁面は、外気温度+日射熱による温度上昇分となります。もし、真っ暗な位に曇った天候だったら、外気温度分の上昇しかありません。👇の計算も、ある程度、リアルな条件なので、この計算上、日差しの有無で、15℃も違うわけです。遮熱シートが有効に機能すれば、幾分かの室内への日差しの侵入を防ぐことが出来れば、エアコンの消費電力も、違ってきます。特に、東面、西面、南東、南西、に面している部屋の冷房には、遮熱対策の工夫をしましょう!
室内のカーテンで遮っても、熱は、室内に侵入していますから、有効なのは、室外側で対策することです。無駄ではありませんが、
1. 運転開始前に室内外の空気を入れ替える・・・・異論ありません。
※外出して帰宅後にも、そのときの風向きに応じて、室内空気の置換を行ってから、運転します。
2. サーキュレーターなどで風の通り道を作る・・・・異論ありません。
※基本的には、「併用」しています。室内で”風”を感じるだけで、”涼”を感じます。併用は必須です。
3. 2週に1回を目安にフィルター掃除を・・・・・・異論ありません。
※エアコンのフィルターが目詰まりするのは、室内の埃が舞い上がって、フィルターで捕集されるわけですから、神経質になる必要はありませんが、部屋の掃除も大事です。その頻度によって、フィルターの清掃は、3週間から4週間に1回でも問題ありませんよ。
3月に暖房で使用してから、3ケ月後の状態が、👇の写真です。いろいろフィルターの汚れの事例を示した写真がありますが、「ホンマかいなぁ~」と思います。
掃除後は、熱交換のフィンの部分は、除菌剤のスプレーを使ったので、金属光沢で、👆の写真と違う、透き通ったように見えますが、「ビフォー」「アフター」としては、左程、違いはありませんでした。
一応、フィルターは、水洗いし、拭き取りましたが・・・・・ね。
4. 「自動運転」を賢く使う!・・・・・異論ありません。
※基本は「自動」です。エアコンの最適運転にお任せです。
5.室外機の周りを点検してみよう・・・・・異論ありません。
※室外機も、風の流れが重要です。
(意見には個人差がありました。)