快談爺流離日記

思いの儘に記す自然を好み身近の被写体を撮り歩く暇爺。

正月三が日も明けて

2014年01月05日 12時47分48秒 | 旅・近隣の風景
今年は三が日は初詣に氏神さんにお参りした成りで、後は炬燵の番人を極めつけて喰っちゃ寝の三日間だった、
肩は凝るは節々は痛く成り・・・4日目に凝りをほぐすために車で遠出を試みた、
目的も無くエンジンを掛け家を飛び出し・・・・9時間彷徨い廻った(走行距離200km)とメーターが示している、
と言っても全然知らない土地は迷い込んだら帰れなくなるのも気がかりで・・・結果はお馴染みの東濃地方に舵を切った、
以前から気にしていた寿老滝に行く積りだったがたどり着けなかった、寿老滝は西濃の「養老の滝」東濃の老を寿ぐと言い「寿老滝」と言われる、

恵那市山岡町の寒天干しを見て来た、山岡の細寒天(糸寒天)は有名で全国の生産量の90%を山岡で生産されている、
寒天の材料に成る「テングサ」(海藻)は伊豆海岸より西の海で多く採れるそうです何故海産物を山(里山)で生産されるのか?
寒天を作るのに夜の低温(-0℃以下)と昼間の照りが必要で、寒暖の差が大きいのが好条件の様です、
寒天の元は天心(トコロテン)なんです、トコロ天は寒冷地で無い海辺でも出来ますが、寒天は-0℃以下に成らないと作ることが出来ない。

寒天ところ天の由来は、
ところ天(天心)は、奈良時代に中国からの遺唐使によって製法が伝い、平安時代に一般的に食されていたそうです、

では寒天はと言いますと、
それから時代は進み、江戸時代初期に生まれたのが寒天・・・
京都の旅館「美濃屋」の主人が冬の戸外にトコロ天をすてておいた物が乾物に成り・・・其れが精進料理の食材にとり入れられて、普及したとされ「瓢箪から駒」とは此の事を言うのでしょうか。

寒天はノンカロリー食品、食物繊維やカルシウム等が豊富に含まれた、ヘルシーフード。

1~3画は、寒天干しの風景、
太陽光パネルの様に並んだ棚にトコロ天が突かれ糸状に成ったものが干されて、
数週間かけて出来上がる、

4画は、山岡町から見た恵那山、

正月三が日も明けての画像

正月三が日も明けての画像

正月三が日も明けての画像

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