goo

春にやあるらむ



目が覚めると雪景色でした。
手前は薔薇の枝。まだ冬剪定ができていません。

古今和歌集の冬歌に清原深養父(きよはらのふかやぶ)の素敵な歌があります。
清少納言のひいお爺さんにあたる歌人です。

雪の降りけるをよみける 

冬ながら空より花の散りくるは
雲のあなたは春にやあるらむ


冬だというのに、空から花が降ってくる
雲のむこうは、春なのだろうか?

雪を桜の花に見立てて春を想っています。
以前にもこの歌を話題にしました。
2012年02月28日
http://blog.goo.ne.jp/ki_goo/e/b1aff049964238063f2e54877deeb754
2011年02月11日
http://blog.goo.ne.jp/ki_goo/e/eaba63b2b919977b6b0c642c6aa7a9bb
2008年02月03日
http://blog.goo.ne.jp/ki_goo/e/84cc232207d8c77cb17645b2bd52a2f6



ナンテンの実。



サザンカの花。



コデマリの枝。



梅の枝。
つぼみがふくらんできています。
去年は暖冬で1月に開花しましたが、今年はどうでしょう。
まずは梅の開花を待ちます。