「あがず」と読む。
東は太陽が昇る方角なので「あがり」そして
「西」は太陽は沈む方角なので
「いず」という。
宮古島の観光名所である「東平安名崎」
「あがりへんなざき」
「西平安名崎」は
「いりへんなざき」である。
地名や苗字にも「東」が多く「東里」は(あがりざと)
「東江」は(あがりえ)
違った読み方として東風平(こちんだ)
東小橋川で(ありこばしかわ)
東門で(あがりじょう)
沖縄ではよくある名前である。
本土では、北の方角へ枕を向けて寝ると、縁起が悪いと
いって嫌うことがある。これは臨終の作法として、
亡くなった人を北向きに安置する習慣があるから。
これはお釈迦様が大往生を遂げたとき、頭を北に
向けていたからと言われている。
もちろん沖縄にもこの習慣が伝えられた。
それがいつの頃からか「北枕」が「西枕」に
かわってしまった。
沖縄では「北」のことを(ニス)と呼ぶことから、
北と西を取り違えてしまった事と、太陽が沈む西の方角を
物事の終わりとする考えが結びついたからではないか、と
言われている。
北を(ニス)東を(アガリ)西を(イズ)そして南を(パイ)という。
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kijimuna
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