うんたま森のキジムナー

オオゴマダラ

窓の外では、白い大きな蝶が飛び交っている。
南西諸島に分布する日本で一番大きな蝶「オオゴマダラ」
バサバサと言う音が聞こえてきそうなほど大きい。
まるで新聞紙が風に舞って落ちてくるように見えることから
別名を「新聞蝶」ともいう。

シェークスピアの「真夏の夜の夢」に出てくるキューピットの
矢からとった薬を目に塗ると、最初に見た人を好きになる。
子供の頃、この薬がほしかった。

オオゴマダラの成虫の腹部の先端には、ヘアペンシルという
ブラシのような器官がある。
マダラ蝶類に共通する器官で、ここからメスを引き付ける
フェロモンを分泌する。
メスを見つけたオスはヘアペンシルを広げてメスの周囲を
飛び回れば、メスが寄ってくる。
すなわちこのフェロモンは媚薬のようなもの。
窓の外では、まさに今、その行為が行われている。

オオゴマダラが日本一大きな蝶々で、これよりも大きな蛾が
「ヨナグニサン」
西表や与那国に生息している。
蛾という名前だけで、虫嫌いの私には無理!
昔、モスラという怪獣映画があったが、このヨナグニサンが
モデルになっている。
ヨナグニサンの大きさはピーナッツ二つを背中に乗っけても
飛べるほど・・・
お客さんにジョークのつもりで言ってみたが、
ジョークとして通じなかった。
年齢50代以上の人ならわかってくれるよね!


ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「宮古島」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事