うんたま森のキジムナー

沖縄ソバ

沖縄ソバと一口で言っても、沖縄各地方でその地域
特有のこだわりがある。
宮古ソバは、豚の三枚肉2枚と宮古カマボコ2切れの具を
ソバで覆い隠してからソバの上に刻んだネギをのせる。

一説に子供が具の大きさでケンカしないように具をソバで
隠したといわれている。
沖縄県民なら、一週間に数回ソバを食べる。

ソバは昔からご馳走だった。今でも安価なご馳走として
ソバをいただく。

ソバと表記されているが、沖縄ソバには、そば粉は一切
使われていない。小麦粉とかん水だけで作られている。
偽装表示だと問題になったこともあるが
沖縄ソバに限って、沖縄ソバと明記してもよいことに
なっている。

宮古島のような小さい島でも、ソバにはこだわりを持つ
人が多くいて、美味しいソバ屋は人それぞれ。
私の知り合いに、必ずソバを3杯注文する人もいる。
もちろん一人で3杯食べるのだが、その食べる早さは
私が一杯のソバを食べ終わるより早い。

宮古島では古謝ソバが有名だけれど、じんく屋・大和食堂
菊栄食堂、スープが透明な国仲食堂、量が多い福屋食堂
それぞれ特徴があり、美味しさも甲乙つけがたい。

沖縄に来たなら、沖縄料理、その中でもソバを食べずに
沖縄料理は語れない。


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