「ウチカビ」と呼ばれるあの世のお金。
「ウチカビ」ウチ紙ともいう。
沖縄以外では、韓国・中国でも先祖供養に使われるそうだ。
この世で、ウチカビを買うと一束 200円ほど。
ウチカビの通貨単位は「グゥン」沖縄の発音から「元」
とも言う人もいるが「貫」である。
ご先祖様一人当たり3枚一組(3万貫)使うのが一般的である。
使い方(わたし方)は、燃やす。
安いからといってあまり燃やしすぎるのも
バチあたりな行為で、ご先祖様一人当たり
3枚一組(3万貫)で使うのが一般的だそうだ。
気になるあの世のレートは、ご先祖様が一年間不自由なく
生活できる金額で1枚あたり現在の価格で50万円。
ひとり3枚を燃やして送金するので150万円となる。
実際は、描かれているお金が琉球時代の鳩目銭の
スタンプなので、これを現在の価格に換算
すると1枚4800万円で一束2億4千万となる。
戦前・戦後は、各家庭にこのスタンプがあって、
毎回、使うたびに作っていたそうだ。
偽札ではなく、本物を各家庭で製造していたということになる。
最近では、子供が遊びで使うような玩具のような
お札もウチカビとして製造され人気があるようだ。
あの世で使えるのかどうか?
聞いてから販売したほうがよいと思う。
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kijimuna
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