旧暦が重視される。
新月から始まり満月を過ぎて次の新月まで約29日。
旧暦とは月齢で、この月齢をそのまま一カ月にしたのが太陽暦。
旧暦は、太陽暦をもとに、ひと月を29日ないし30日に
設定している。太陽暦である現在の新暦の一年は365日。
これに対して旧暦は354日。
太陽暦との誤差は、そのまま季節がズレてくる。
そこで旧暦が取り入れたのが「二十四節気」と「雑節」。
太陽暦の一回帰年を24等分して示した春分や夏至などの
二十四節気。
さらに細かく季節を示した節分や彼岸などが雑節。
これらをカレンダーに盛り込むことで、
季節のズレを調節している。
とはいえ、32~33カ月経つと、そのズレは約30日にもなり
一カ月分となってしまう。
そこで「閏月」を設けることでズレを調整した。
沖縄のカレンダーのほとんどに旧暦が書いてある。
旧暦をよく見ていると閏月のある年は
1年が13カ月となる。神事や祭りなどすべて旧暦で行われるので、
旧暦は沖縄の生活にとって大切なカレンダーである。
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