激安で、最初は一か月分の値と年間とを
勘違いしたほど。それなら買おうかという話になったの
だが、これは激高で査定価格の3倍以上。
放置していても雑草が恐ろしく伸びてくる。
車の泊め方を工夫して、草を踏みつけるように
しているのだが、踏まれても踏まれても
伸びてくるのが雑草である。
そこで市のシルバー人材センターにお願いして1年に3回
ほど有料で草刈りをお願いしている。そろそろ草が伸びて
きたので、シルバー人材センターに電話すると、
各所から依頼があって人材センターのオジィも忙しいそうだ。
どうやら一カ月以上先になるという。
そういえば、この前にお願いしたとき
「次に人材センターに依頼するときは、オジィを指名
するように。」といつも来るオジィから頼まれた。
前回、草刈りを終えた空地の真ん中に、あきらかに1本の
草だけが残されていた。
これは「シバサシ」と呼ばれるものでシバサシは魔除けの
ことで、真ん中の草を「ゲーン」という。
魔物が入ってこないように土地の四隅や
井戸・トイレ・駐車場に挿して、
魔物が入ってこないように結界を張ることがあった。
とくにお盆の終わった後には見られたものだが、
今ではそんなことをする人はいない。
たまに草刈りや整地を終えたところで見ることがある。
魔物は尖ったものが嫌いだそうで、
そのおまじないというわけ。
オジィにしてみれば
「ワシが草を刈ったところだから、魔物は入るな！」と
主張しているわけだ。
そろそろ来てもらわないと草が伸び放題になっている。
