うんたま森のキジムナー

釣り名人

海外のダイビングで、海ガメの甲羅をさわって
叱られた。「あなたはカメのどれだけの
ストレスを与えたのか、海ガメの気持ちが
わからないのですか?」
「君にはカメの気持ちがわかるのか?」と
言いたかったけれど、ややこしく
なるのでやめた。

カエルアンコウと言うダイバーに人気の魚がいる。
エスカという釣り竿のようなものを鼻先に
つけて、魚をおびき寄せ近づいてきた
小魚をパクッ!と食べる。忍者のように回りの
景色に溶け込み、ほとんど動かない
ので、なかなか気付かない。魚の中の釣り名人!
餌となる小魚が口元に近づいてくるまで、
ジッと待ち続ける。そこに海の中にいないはずの
人間がきてバシッバシッと写真を撮る。
これが釣り人なら、さぞかし頭に来るだろう。
忍耐強く餌となる小魚が近づいてくるのを待ち
続けていたら、たくさんの人間が
次から次へとやってきて邪魔をするのだから。
写真を撮るな!邪魔をするな!と
言っているわけではない。

それどころか、私たちガイドが見つけて、
「カエルアンコウです」とわざわざ教えて
楽しんでもらっている。今日、カエルアンコウを
しばらく見ていて、チョットそんなふうに思った。
魚の気持ちがわかったような気になる変な
ダイバーになってきたのかな・・・?


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