かき氷やイチゴにかける練乳のことを沖縄では「ワシミルク」
という。白い缶に青いペイントでNestle Eagle イーグルと書いてあって、
ワシの絵が書かれている。
ワシが描かれているので「ワシミルク」と呼んでいる。
販売元はネスレという外資で、スイスに本部を置くグローバル
総合飲料食品企業。ちょっと調べてみると、ドイツ生まれの薬剤師で
あったアンリ、ネスレという人がスイスのヴェヴェーで、乳児用乳製品の
生産を開始したのが始まりだそうだ。
日本でも有名なのは「ネスカフェ」や「キットカット」
麦芽飲料のミロを製造販売している。
しかしこの沖縄で有名なワシミルクは東海から西で販売されていて、
関東より東ではほとんど知られていない。
沖縄では練乳、コンデンスミルクという言葉は通じなくても
「ワシミルク」を知らない人はいない。
オジィやオバァたちの時代は薬でもあったそうだ。
風邪をひいたときにワシミルクを熱いお湯で溶かして飲んだという。
池間島や伊良部島、西原集落ではお祝いの席には欠かせないもので、
泡盛をワシミルクで割って飲むワシミルク割りが有名だ。
缶に穴を開けてチョロチョロ出して泡盛に入れて割るのではなく
ケースごと開けて大きなバケツに泡盛とワシミルクをぶっ込んで割る。
甘くて飲みやすいので、いつのまにか酔っ払っている恐ろしい
魔の酒でもある。
最近ではそのワシミルク割りにコーヒーを加えてワシミルク、コーヒー割り
という飲み方もある。いつのまにか立てなくなってしまうので要注意!
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きじむな
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