うんたま森のキジムナー

不作

今年のモズクは、海水温が高かったので、ほぼ全滅!
「宮古島産」と表示されたモズクが売られていたなら、
おそらく一昨年の冷凍物だと思っていいだろう。
少しコシが弱くなるが2~3年は冷凍保存が可能。
でもやはり、美味しいのは新鮮な採れたてがいい。

モズクだけでなく、なんとマンゴーも品薄がほぼ確定的。
予想収穫量が予定量を割っている。
宮古島産マンゴーは人気が高く、収穫前から予約されている人が
多く、なんとか予約量が確保できるくらいだと新聞に載っていた。

この予想収穫量は、このままの天候であればという予想で、
もし、収穫前に台風でもくれば、OUT!ということになる。

野ネズミの異常発生や海水温の上昇、日照不足など、ホントに
自然に大きく左右される島の暮らしだなと思う。
いつだったか、農家の友達に「大変だな!」と言ったら
「そんなもんさぁ~」と笑っていた。
昔は、何かを作るのに今ほど借金をしなかったそうだ。
それが今では、何かを作るためにする借金が大きくなりすぎて
いるという。マンゴーならハウスなど設備代、肥料や受粉の
やり方もミツバチを買ってくるようになった。
モズクも網の修理をするより買い替える人の方が多い。
収穫をあてにする借金が年々多くなっているそうだ。


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