使用することが多い。船員の多くが伊良部島
から通勤している人達なので、仕事を任された
ときには出来るだけ早く終わるようにしていた。
早くに仕事を終えた日、仕事が終わってから
桟橋に行くと1時間も前に帰した船員達が
フェリーの待ち合室ロビーで時間を持て
あましていた。
早く家に帰してあげようと思って終わらした
つもりになっていたのは、私だけで
たとえ早く終わったところで、フェリーの時間が
限られているので家に帰れる時間は
結局同じだということに気づかなかった。
すぐ近くに見える離島に住む離島の人の苦労と
言うのを思い知らされた出来事だった。
離島に住む人の苦労は離島に住む人に
しかわからない。
橋の建設が決まったとき「自然を破壊してまで、
そんな立派な橋なんて必要ないだろ」
とは、言えなかった。伊良部島に住んでいると
何かと不便なので、宮古島本島の方に
住む人が多くなっている。
市の基本台帳に基づく伊良部島の総人口は
10末に6,000人を割ったそうだ。
伊良部島の総人口のピーク時は、1975年の
11,975人で現在は約半分となっている。
高齢化もともない65才以上の人が2,074人で、
総人口に占める割合は35%。
橋の建設は順調に進んで、やがて仮設橋がつながる
ところまできている。
建設費250億円といわれる伊良部大橋
「やっぱり、やめるわ!」と言えないのだろうか?
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