La vida es un carnaval

旅と海、最近は山登りが大好き☆
人生何があったって前を向いて歩こう!新潟発☆キコのひとりごと。

89.西穂高岳

2021-07-18 23:41:31 | #キコの登山日記
4月10日に日帰りで西穂高独標まで行ったのですが、次は西穂高山頂まで行きたいなーと思っていたのです。
ロープウェイルートだと始発と最終便というシバリがあるので、西穂山荘に泊まれば山頂まで行けるかなと。
ということで、雪も消えたことだし山頂目指します!!

初日は山荘まで行くだけなのでゆっくりスタート。
とはいえ、山小屋泊なのでそう遅いわけにもいかず。6時に起きて7時にお家出ました。新穂高ロープウェイまでは5時間コース!
さすがに長い...
前回の反省から今日のためのプレイリストを作成してジムニーくんとドライブ。

駐車場到着!
登山者用駐車場は1日300円のとこと無料のとこがあって、すでに見渡すといっぱいっぽいから一番下の鍋平園地駐車場。車のナビがここだったしお手洗いあったのでいちばん遠いけどまいっか。

北陸地方より遅れて関東甲信も梅雨明け。
真っ青な空です☀️
新穂高ロープウェイは2本乗り継ぐんだけど、駐車場は2本目の乗り場にあるので、今日は2本目のロープウェイ往復のみ。
しらかば平駅へ向かいます。20分弱ほど...暑かった。

あの二階建てロープウェイに乗ります!



往復2900円。
12:45に乗ったのかな?
登山者半分、観光客半分くらい。

一気に2156mまで連れて行ってくれます!
ありがとう!

到着すると気温は17度。
ちょっと涼しいかぁ。
ランチ食べてなかったので西穂高口にて。
標高高いの苦手なキコにはこういう時間が必要らしい。
でも、山の上に来ると一気にいろいろ便利さがなくなるー。
あんまり惹かれるモノなくて、西穂高山頂を眺めながら「雲海そば」@800円。

展望台で目指すとこを確認。
前回は独標(右側の白っぽいピーク)だったけど、今回は西穂高山頂(左側のいちばん高いとこ)。
あ、右側に西穂山荘。今日泊まるとこ。
明日は、山荘出発して、ずっと左へいくつかのピークを超えて山頂へ向かうのです!

この時はね、独標だと思っていたとこが間違いで独標右側で写ってないの....💧
緑色の尖ったピークはまだ未知の世界、ピラミッドピークだったわ。

西穂高は危険箇所いっぱいっぽいからね、行けそうになかったら独標までにしますよ。

出発すると初めて見るお花。
なんだろ。
逆光なんだけど。
キヌガサソウ(衣笠草)らしい?

前回はここ真っ白だったけど。もう夏です☀️

この辺りは散策する観光客もいっぱい。
登山口へ向かいます!

ゴゼンタチバナ(御前橘)

独標から山頂までよーく見える!
八海山ぽく言うと八ツ峰ならぬ、十一峰?


ハクサンフウロ(白山風露)

シナノキンバイ(信濃金梅)かなぁ

1時間ほどで山荘到着!
あ、キコはテントじゃないですけど。
山荘の写真撮れないくらいゲキコミデス。

まずは受付。
相部屋とは伺っています。
「独標2」と言うお部屋。
4つのお布団ありました。

キコは最初に到着したので1番。
山頂へ向かうソロ女子と二人でした。良かった!
6畳に4人分のお布団は敷けないでしょー、と言ったら、登山歴長い彼女が言うには、ウイルス禍前はこの大きさだったら8人用だよね、と一言。
ここに8人!!!!
キコはある意味、ウイルス禍の山小屋しか知らないのでぬくぬく来ちゃいました。4人だって無理だと思ったのに...
 

夕ご飯は17時。
アクリル板で仕切られています。
1時間しか上っていないので全然お腹すかないんだけど、完食。
とっても美味しかったです😋
ご飯とけんちん汁はおかわり自由。キコはお茶をおかわり。

夕ご飯の時に、気象予報士のオーナーさんが翌日のお天気のお話してくれました。
明日は午後から雲が増えて夕方もしかしたら雷雨かもだけど、午前中は快晴だって☀️

そうそう、キコの録画した中にこちらのオーナーさんがガイドのNHKの「にっぽん百名山」があって、何度も見てるんだ。冬の西穂高独標編。
だからマスクしていてもオーナーさんだってわかったんだけど、キコの受付はオーナーさんだったの。
受付表に翌日のコースルート書くみたいで「明日はどちらまで?」って聞かれて、西穂高は山頂を「主峰」って言うの予習したので「主峰まで」と言うつもりが「本峰まで」と言ってしまいました....五頭山じゃないっつーの😅💦

お腹いっぱいになってお部屋戻ったらすっごい揺れた!
地震でした。飛騨地方震度3。
何事もなくて良かったです!

夕食は二部制。
今なら?と思って一瞬の人がいなくなった時を狙って山荘の写真。
テントがあるからか?まだまだいっぱい人が談笑しています。

雲がオモシロイ。
真夏な雲よね。

この日は上弦の月。

クルマユリがキレイ。
奥の雲もだんだん色づく。



夕焼けと朝日見るには小屋からちょっと上がらないと見えないみたいよ。
今日は、雲が刻々と形変えるのでしばし見いる。





21時消灯。
遅い方じゃないかな。
上下を毛布に包まれていつものフリース着ていたら暑い!
フリース脱いで寝ました。
寒いのより全然いいけど。
 

朝ごはんも早い方を希望して5:15です。
夕ご飯の時より人数半分に減っていた。
同室の彼女も、日の出をちょっと上で見るとのことで朝ごはんをお弁当にしてもらって早々に出発。
キコは、朝ちゃんと(できればゆっくり)準備したいので迷わず小屋で朝ごはん。
コンタクト入れて歯磨きして急がずに準備したいのですー。


5:52山荘出発!
行けるかなー、主峰まで



山荘からすぐのとこが結構急なのよね。
前回は、アイゼンでも下りですごい滑ったの覚えてるー。
だからちょっと登ると景色キレイ。

すぐに十一峰(?)が現れる。

真ん中の尖っているのがピラミッドピーク。
さらに向こうのピークまで行きたいの。

山荘からはヘルメットとストックでスタート。
ちぐはぐだけど。
この辺りでストックしまいました。
途中でヘルメット被るとねー、髪とかヤケーヌとかぐちゃぐちゃになっちゃうので...

イワツメクサ(岩爪草)

朝日がめちゃくちゃ眩しいの。
ちょうどずーっと目に入って道を見失いそうよ。

ほーーーー。
かっこいいなー。
なんか向こうから西穂見ると、すごいゴツゴツ段々になっていてめちゃくちゃかっこいいのよね。
富士山を見て育ってないからか、山ってこう言うゴツゴツいくつもピークがあるイメージがあるわー。

13分で西穂丸山。
なんかねー、山荘泊まったからか前ほど息苦しくない。
キコはほんと登りが嫌いで、なぜって息苦しいから。
特に標高高くなると苦しくなっちゃう
でもね、今回は大丈夫。
たぶん、山荘でダラダラ一晩過ごしたからだと思う!!
無駄じゃなかったんだわ。必要なのね、こういうのも。
 

ヘルメット似合わなくて、レルヒさんみたい.................
わかっているんだけど。
苦しくないから今日はずっとヤケーヌ。それでも日焼けして今もう大変💦




登りますよ。
結果、このあたりの登りが一番辛かった。

太陽が眩しくて、写真が全てこんな感じだった。

振り返って。

富士山!!

独標の標識(?)が見える!

ちーほ部長にいただいたナッツ😍
パンパンです。
そういえば、山の形ね⛰

ロープウェイからずーっと笠ヶ岳が見守ってくれている。
 

梓川

また富士山撮っていた









独標直下の登り。
途中の登りより、こういうわかりやすい(?)登りの方が好き。集中できて息苦しいの忘れられるし、なんたって楽しい
ここまでは3か月前に来ているからね、しかも夏靴だし余裕です✌️



西穂高岳独標2701m到着です!

注意してみるとここが11峰なのね。
 

さて、ここから先は未知の世界!
最初の下りが急らしいんだけど、大丈夫でした!
前回覗いてみた時は絶対無理!と思ったけど。やっぱり雪あると怖いからね。
冬はやっぱりここまでが限界だなー。



独標から先、誘われている気がするー。
お天気が味方。
ちなみに、ここから登山者半分になるっていうけど、それでも今日はいっぱいいてすれ違い大変!


独標降りたよ。振り返って。

10峰

9峰
すごい岩だねー

8峰

一人だとこういう写真になっちゃうんだよねー💧

8峰の別名がピラミッドピークらしい。

意味はないけどキティと。
 

見えてきましたよ🌟

奥穂高と前穂に続く吊尾根。長っ。

珍しくクサリが登場。
カミナリが多い地域らしくクサリ置けないんだって。
結果、クサリがある部分にはクサリは要らないような気もしたけど。

イワベンケイ(岩弁慶)



6峰

主峰、ずっと見えているんだけどなかなか近付きません...

4峰

ハクサンイチゲ(白山一花)


 

3峰



イワウメ(岩梅)





あ!!!!!
西穂高主峰です
写真で見ていたのよりかっこよすぎ❤️
かっこいいわ
2909m

8:41
3か月前の願いが叶いました🌟
なんという空の青!

とりあえず一枚


 北アルプスー⭐️



左が槍ヶ岳で右側に南岳?ってことは、この凹んだ部分が大キレットてこと?かなぁ....?









ここからは、キコ侵入禁止🈲

吊尾根とやら長すぎ。
前穂高と奥穂高は行ってみたいんですけど...あんなとこ行けるのかなぁ



ここだけ顔だそ。

それにしても「主峰」ってカッコいい。
ここでカメラ男子のお兄さんの写真を撮ってあげたんだけど、めちゃくちゃ良い写真だったの!!
撮影キコです


混んでいるけどなんとか休憩。
マフィンぺちゃんこなっちゃった。

では、気をつけておりますよ。

主峰直下のここが一番難しかった。
「よじ登る」ってこういうことを言うのね!
ここがが難しかったけど、西穂高怖くなかったよん、たのしーーーーーーー
このよじ登り部分にこそ、クサリがあればいいのになって思った。

でも下りが難しい....次の一手が見つからなくてしばしフリーズしてしまったわ💦
こちらのお兄さんはスルスル下りているけど、キコが登るとき下で待っていたら一向に進まないお兄さんもいたし...結局先に登らせて頂いたんだけど。いろいろね。安全第一、3点支持で。

チャンピオンピークというのもあったよ。4峰の別名。
上りでは気づかず〜。

ヨツバシオガマ(四葉塩竈)これから咲くとこ?





岳沢小屋が見えるよって教えてもらいました。
あ、テレビでここから前穂と奥穂に登っていたんだ!
キコが北穂に行ったのは、ここをぐるっと回って向こう側からなんだって。
ほーーーーー。

頭の中で立体を描くのがとっても苦手なのですが、俯瞰で教えてもらったら位置関係ちょっと理解できた✌️
初めて奥穂に登る方は向こう側からって読んだ気がする。
ということで、ここはまだキコは無理なルートなんだなぁ。
いつかね!


北穂にもあったイワツメクサ

まだ雪があったのは白山

独標が近い。
数ヶ月前はあっち側から見ていたのに。
モノゴトもいろんな角度から見ないとね!見え方きっと変わるわ。

オーナーさんのいう通り、雲がもくもく育ってきました。

ずいぶん降りてきちゃいました....💧
さみしいなー。

ヘルメット外しました。さらに怪しい....

小屋で荷物をピックアップしてすぐ下山。
もうすぐロープウェイ駅。
最初の景色が雪だったから変な感じ。

キヌガサソウ(衣笠草)かな



ロープウェイ乗り場まで戻ってきました。
山は白くなっちゃいました。

13:15のロープウェイに乗りました。ほぼ満員!乗られて良かった。
乗れなかったらクレミアソフト食べようと思ったんだけど...また今度。

錫杖岳を眺めながら駐車場まで歩きます!




ジムニーくん見えてきた❤️

ただいまー!

着替えて向かうは温泉です!(次の記事へ続く)


西穂高岳(新穂高ロープウェイ往復利用)
合計時間8時間8分
距離7.6km 上り931m 下り932m
 
Day1 西穂高口駅→西穂山荘
距離1.8km 上り270m 下り52m
合計時間1時間5分
 
Day2 西穂山荘→西穂高岳→西穂山荘→西穂高口駅
距離5.8km 上り661m 下り878m
合計時間7時間3分
 
西穂高、かなりドキドキしていたんだけどお天気に恵まれてとっても楽しかったです!
とにかく独標までの登りより、独標からのゴツゴツさんルートがめちゃくちゃ楽しかった

でも、ちょこっとでも雨降ったら一気に危険地帯に変貌するんだと思う。雪もなおさら。
夏に来られたら、冬もチャレンジできるか考えてみたんだけど、迷わず「無理」という結論でした。雪はもちろん雨も無理!キコには無理。
そう思えたから今回は大満足の西穂高岳でした。
ありがとうございました!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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