景気後退と未曾有の災害の発生の中で、大勝利した安部内閣の誕生に
不安を感じていました。ちょうど1年が経過して、選挙で公約していなかった
武器輸出や自衛隊海外派兵をするため、反対世論操作に必要な
「特定秘密保護法案」を日米の情報共有が必要だとして
国会の審議も十分にしないで強行可決しました。
日本の将来を戦争に持っていく悪法をどうして急いだのでしょう。
衆議院段階では、法案が杜撰で不明確だったこともあり、
反対世論は盛り上がりませんでしたが、衆院での可決後
法案をメディアや法律家が問題点を指摘するようになって、
学者や有識者の多くが反対の意志を表明するようになりました。
しかし、法律は参院で成立してしまいました。
心配なのは、政府がなんでも秘密扱いにして、国民が知りたいことは
知らされないと言う怖さです。憲法の基本理念である国民主権を、
土台から崩してしまうことです。
憲法の平和主義は軍事や防衛関係の情報は
国民が厳しくチェックする必要があります。
この法律は、平和から戦争に向かわせるのに大変便利になりました。
今後の政府の動向には注意していきましょう。
蘇生
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