そんな
子供達と一緒に外国に行くと
もう少し
ハードルを上げます。
たとえば
韓国に行ったときは
本に書いてある地下鉄の駅名を示して
ここまでの
切符を家族分買ってきなさい
というと
券売機の前で10分くらい
様子を見ていて
買い方を覚えて
しっかりと買ってきました。
息子と二人でフランスに行ったときは
レンタカーを借りるのも
電車に乗るのも
食事をするのも
すべて
日本語とボディーランゲージだけで
見せてきました。
(格好よくいっていますが語学はまるっきりダメなので)
駅で行きたい場所が載っている観光本を見せて
ここに行きたいと
いいます。
すると
ほとんどの人が発車するホームまで
連れて行ってくれました。
親切な人が多いですよ。
ガソリンを入れるのも苦労しました。
そんな私の行動を
息子は恥ずかしそうに見ていたのを覚えています。
ある日
初めての町のレストランに入った時
息子から
パパ
トイレは何処かな?
というので
待ってましたと思って
世界共通のルールを教えました。
それは
オレもお前と初めて来たよね。
だから
お前に何処の国に行っても
トイレをすぐに見つけられる方法を教えておこう。
それは
ほら
あの4人で座っているテーブルの人が
ひとりで席を立っただろ
あの人の後について行ってごらん
と
息子は不思議そうな顔をして
後をついていきました。
数分後
ニコニコ顔で
OKのサインを出しながら
席に戻ってきました。
こんな感じの
繰り返しを
子供達にした
結果は
現在、息子はドイツにいますが
この息子が昨年
親戚の結婚式で
夏に戻ってきた時に
ドイツで一緒に働いている友人も
日本に帰ってきていたので
うちで食事をしようとなって
その友人が泊りに来ました。
その晩
その友人から
息子はスゴイというので
理由を聞くと
その友人とドイツ国内で旅行をした時
トイレのことを
息子と同じように
聞いた時
友人に伝えたというのです。
しっかりと覚えてくれていたようで
世界共通のルールだと
友人に話していたそうです。
嬉しかったですよ。
息子に
覚えていたんだね~
というと
当たり前じゃないか
と返答がありました。
大人が海外旅行で恥かいて
子供に見せられるか。
重要ですよ。
まあ
英語が出来れば
いいですが
フランスでは
英語で答えてくれませんから
どうしても
ボディーランゲージでしょ。
まあ
なんとかなるもんです。
失敗は山ほどありますが
黙っていては
ご飯も食事もできないですからね。