平成22年12月20日に平成23年1月のFMICS裏巻頭用に書いたものに赤で加筆しました
養老孟司さんは、最近の子供たちの成長をわかりやすく次の言葉で表してくれています。
「最近は虫取りに子供を連れて行ってもまったく道を外れないんですよ。
淡々と道を後ろからついてくる。
既製のルートを外れない。
教育のせいもあるのでしょう。
若い人に限らず全国的に、わかっている道ばかり進んでいく傾向が強くなっています。
子供を小学校から大学まである学校に通わせたがる。
とかこういう条件だから結婚する、とかいうのも同じことでしょう。
世間の縛りに敏感になるばかりで、ぶつかっていかないひとが増えている。
日本に限った事ではないが、日本はその傾向が強くなっているのではないか」といいます。
既製の道を寄り道もせずに歩き、行き着いた結果が、このところ顕在化してきたように感じています。(寄り道していると怒られるから、ママが怖い)
今年度の大学生の就職難について、テレビや新聞では「大変だ、大変だ」と騒いでいます。
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