平成25年6月25日にFMICSに書きました。
気付いた点に赤字で加筆しています。
うちのオープンキャンパススタッフ(以下、学生スタッフ)は、スゴイですよ。何がスゴイかって、今回の新しい企画の立ち上がりから聞いてください。それは、一人の学生スタッフからの声でした「OCでキャンパスツアーを毎回実施しているが、リピーターにとってあまり面白くないのではないか」という意見でした。その鋭い視点に一瞬ドキッとしました。こうなるともう考えなければ気が済まないので、どうすれば参加者が満足してくれるのか意見を聞きました。そして、キャンパスツアーと同時にできるほかの企画を考えようということになり、数人の学生スタッフが考えてレクリエーション(以下、レク)を実施することになりました。レクは、新入生交流研修旅行中のイベントの一つとして、学生リーダーが、毎春新入生のために実施しています。この学生リーダーさんが、多く参加している学生スタッフですから、今回は安心して任せることが出来ました。学生が高校生のために、どうしたら満足してくれるのかを自ら考えて実行してくれたのです。
うちのOCの目的は、在学生&高校生と高校生同士が友達になれるような空間づくりを目指していますので、それが学生スタッフにもしっかりと伝わっています。ですから、OC終了後のミーティングやアンケートなどに次回の改善点が書かれてあるのは当たり前です。この中で、「すぐにできること」「できないこと」を判断するのが私の役割です。「できること」は次回からすぐに実行しますし、「できないこと」はなぜ出来ないのかを学生スタッフに説明し、理解してもらいます。これを何度も積み重ねると学生スタッフは高校生にとって何が必要なのか、どうしたら満足してもらえるのか、という視点でOCを運営してくれます。
違った高校の生徒が友人になりますので、次回からLINEで待ち合わせてOCに参加してくれる生徒がチラホラ見えます。
毎回、OCが始まる前に必ず学生スタッフに伝えるのは、高校生に良い事ばかり伝えなくて良い、本当のうちの話をして欲しい。何か気づいたら改善するからいつでも教えて欲しい、すぐにできることは次回から改善します。当然、これを繰り返すと沢山の意見が出てきます。
今まで多くの方々が、学校改革の為に様々な視点から議論していると思いますが、これもひとつのFMICS流学校改革と呼ばせて頂いていいのではないでしょうか。
FMICSの原点のひとつ、「大学を学生が変えられる」っていいでしょ。学生は自分の意見で何かが変わることに敏感です。意見を言って具現されることの意味の大切さとプチ成功体験を味わえるので成長するはずです。まさに「大学改革実行プラン」の「生涯学び続け、主体的に考え、行動できる人材」つくりの実践といえるでしょう。
こういう体験を様々なところに潜ませるのが大学改革のキモではないでしょうか
グローバル・・・やめたほうがいいですよ。大きな大学に任せましょう。小さな大学は、身の丈に合った学校改革しましょう。
この時はグローバルを小さな大学が取り組むのはナシだと思っていました。
しかし、今はプチグローバルありに気づきました。
プチグローバルは
がっちりグローバルではなく、英語が苦手な生徒が目指すグローバルという意味です。
これが結構な人数になるのです。
話を聞いてみると、英語は苦手。
でも、東京オリンピックがあったり、海外から観光客が増えたりしているので
英語を話す機会が増えてきそうなので勉強しなければならないのはわかっている。
でも、英語は苦手!
な生徒がいるんです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます