林道の入口へ到着したら、
まずはスズメバチのチェック。
まだまだウロついているのは、
女王蜂だけのはず。
でも、いつ働き蜂たちが誕生して、
ブンブン飛び回り出すか?
この地球温暖化の中、
思ったより早いかも知れない。
オレンジ色の蜂がブ~ンと飛んだ。
どこ行った?
あ、あんな所に・・・
この時は、先日見たオオスズメバチか、
コガタスズメバチだと思っていた。
でもあとで、写真を確認してビックリ!
キイロスズメバチじゃないの~!
気性が荒く、攻撃的なスズメバチ。
わ~、ここ、ほんと要注意だわ~!
ムラサキシジミ
日の出が早くなって、
もうみんな日光浴は終わっていたのか、
翅を広げてボ~ッとしている子がいない。
チョロチョロと忙し気に飛び回っていた。
ヤマトシジミ
ニッポンヒゲナガハナバチの女の子。
可愛いお顔は撮れなかったけれど、
チャームポイントのモッフモフの後脚、
バッチリ頂き~!
黒っぽい蝶が飛んでいた。
初めはルリタテハかと思ったけれど、
飛び方が違う。
ルリタテハのようなシャープさはなく、
どっちかと言うとフラフラ・・・(笑)
どこかに止まってくれるのを、
ひたすら目で追いながら待った。
あっちゃ~!
やっと止まったと思ったら、
スズメバチたちのお気に入りの樹。
いつ彼女たちがやって来るやも知れず、
あまり近づけない。
写真を撮って、確認して、
やっと誰だか判明。
クロコノマチョウだった。
このクロコノマチョウも、
名前と姿は知っていても、
逢ったことのない蝶だった。
まさか、ここで出逢うとは・・・
ご覧の通り、枯葉そっくりな翅。
そしてその翅は、
止まっている時に開くことはない。
しかも日中は、薄暗い雑木林の中などで、
じっとしていると言う。
「木間蝶 」とはよく言ったもんだと思う。
私の中では、
見つけることが困難な蝶上位だった。
それが、向こうから出て来てくれるとは、
なんと言う幸運!
もうちょっと近くで撮りたいな~、
そう欲を出した時・・・
おっと・・・
やっぱり、おいでになった!
オオスズメバチの女王様~!
やっと逢えたクロコノマチョウ、
後ろ髪を引かれる思いだったけれど、
女王様のご機嫌を損ねないうちに、
その場から離れるしかない。
バイバイ、黒木間ちゃん、
また逢おうね~!