おばVAN日記帳 ~明日は誰に逢えるかな?~

鳥さん、虫さん、野の花。朝焼け、夕日、月の光。世界は、愛おしい者たち、美しい時で満ち溢れている。

MUSIMUSI 2021/04/23 ② 樹液酒場は大繁盛!

2021年04月27日 13時21分20秒 | 虫さん
林道の入口にある樹液酒場
ジモチュー(地元虫)たちから、
スナック樹樹(じゅじゅ)と呼ばれ、
連日賑わっている。
「樹液の提供は◯時まで」なんて、
時短要請は、ここにはないしね。



ママは、オオスズメバチ
チーママは、コガタスズメバチ
しっかりと店を切り盛りしている。

店のBGMは、鳥たちの歌声。
今の時期は、
シジュウカラホオジロがヘビロテ。
たまにコジュケイが、
「ちょっと来~い、ちょっと来~い!」と、
客引きをしてくれてる。



それに誘われたわけじゃないけど・・・



アカタテハさん、ご来店!



「あ~ら、赤さん、お久しぶり~!」



「あ~、すずママ、元気だった~?
 あれ~、黒さん、
 もう出来上がっちゃってるの?」
「そ~なのよ、
 黒さんたら、店開けた途端に来て、
 ず~っと飲んでんのよ!」




クロコノマは、吞兵衛なのであった。





「あ~、今日も疲れた~」
と、ぼやくルリタテハ



「早く家帰って1杯やりたいな~!」



「あ、そうだ。
 すずママのとこで、
 1杯引っ掛けてから帰るか!」



「すずママ~、1杯だけ飲ませて~!」



「おや~、瑠璃さん、
 1杯と言わず、飲んで行けばいいのに~?」
「いや~、カミさんがうるさくてさ~」






「あらっ、日陰さん、いつ来てたの~?
 そんな端っこじゃなく、
 こっちでみんなと一緒に飲みましょうよ!」



「あ、いや・・・ 
 今日は四星の奴が、
 ちょっと相談事があるって言うから・・・」





「ちょっと~、黒さん!
 いったいいつまで飲んでんのよ~!?」



「も~、店閉めるんだけど~」



「そろそろ帰ってくれないかな~?」
「あ・・・ ハ、ハイ・・・ 帰ります・・・
 すずママ、怒らせると怖いから・・・」
「そ、分かってればヨロシ~!」






こんな会話が繰り広げられていたら、
楽しいだろうな~と・・・
オバサンの勝手な妄想デス。