おばVAN日記帳 ~明日は誰に逢えるかな?~

鳥さん、虫さん、野の花。朝焼け、夕日、月の光。世界は、愛おしい者たち、美しい時で満ち溢れている。

若き日の女王陛下とともに・・・

2022年09月18日 11時05分50秒 | 日記・雑記

私の手元に数枚のカナダ・コインがある。



カナダの硬貨には、
イギリス国王の肖像画が使われている。 
なので、私の手元に在るコインは、
すべてエリザベス2世の肖像画。



カナダでは2004年より、
カナダ人画家の描く肖像画が、
採用されているが、
2003年までは、
イギリスの硬貨と同じ肖像画だった。



1953年~1964年は、
月桂冠をかぶったエリザベス女王。 



1965年~1989年は、
ティアラをかぶったエリザベス女王。
このティアラは結婚祝いに、
祖母であるメアリー王妃に貰ったもの。 



1990年~2003年は、
ジョージ4世の王冠をかぶった女王。
この王冠は、
イギリス議会開会の際に使われるもの。 




イギリスの硬貨に刻まれた、
エリザベス2世女王の横顔は、
今まで5回変更されたらしい。
最も新しいデザインは2015年、
女王が88歳の時のものらしいけれど、
私は、直近の2種は見たことない。

これから発行される硬貨には、
チャールズ3世国王の肖像画が刻まれる。
イギリスでは伝統的に、
硬貨に刻む君主の横顔は、
左右交互と決まっているらしい。 
なので、チャールズ3世国王の横顔は、
エリザベス2世女王とは、
反対向きの左向きになるはず。




今、私の手元に、
1枚だけあるイギリス・コインは・・・


25年ほど前から、
ず~っとキーホルダーにぶら下がっている。



ラッキーコインとされている、
イギリスの6ペンス・コイン

イギリスの6ペンス・コインは、
1551年から製造されていたけれど、
1971年に10進法に統一され、
それに伴い1967年に発行が終了。
現在は生産も使用もされていない。



ティアラや王冠ではなく、
月桂樹の冠の若き日のエリザベス女王。

これからも、ず~っと一緒ね・・・