おばVAN日記帳 ~明日は誰に逢えるかな?~

鳥さん、虫さん、野の花。朝焼け、夕日、月の光。世界は、愛おしい者たち、美しい時で満ち溢れている。

秋めいて、やっと車中泊

2023年09月25日 11時49分37秒 | 車・車中泊
先週金曜夕方、長崎県平戸へ出掛けた。
仕事を少し早めに切り上げて(笑)、
高速使ってひたすら西へ。

平戸への入口の赤い平戸大橋、
それを渡る直前にある田平公園に、
今回初めて立ち寄った。
福岡方面から玄界灘沿いに走って、
平戸へ入ろうとした場合、
田平公園は、
橋への入口を通り過ぎた先になるので、
今まで行ったことがなかったけれど、
今回は佐世保方面からのアプローチ、
橋の手前を左折と言う好立地。
立ち寄らない手はない。



平戸大橋を眺める絶景ポイント。
夕陽はこの橋の左手の方に沈む。
雲がなければ、夕焼け空をバックに、
この赤い橋を眺めることが出来ただろう。
それはまたいつか、機会が有れば・・・



平戸城も見える。
この天守閣で貸し切り一組様のみ宿泊、
そんなプランがあったようだけれど、
今もやっているのだろうか?



九州本土の田平側に建つホテル。
ここの立ち寄り湯を利用の予定。
宿泊客の夕食タイムを狙って行けば、
そう混雑していないだろう。




目の前の茂みに小鳥が飛び込んだ。


ホオジロかな?




駐車場脇に猫さん。


丸々とした恰幅のいい猫さん。


辺りを見回したら、
管理棟っぽい建物の裏で、
お食事中の猫さんも・・・


陶器のお皿でのご飯。
可愛がられているんだな~と思う。



温泉へ行く前に、一旦平戸大橋を渡り、
橋の下にある平戸公園へ向かった。
ここで車中泊の予定なので、
初めての場所だし、明るいうちに下見。




目の前が海の静かな場所だった。



ホテルで温泉を頂いて、
ここへ戻った時には、もう真っ暗。
陽が落ちるのが、
ずいぶん早くなったもんだ。

あ、ホテルの温泉の話も一応しとこ。

平戸サムソンホテルの『なごみの湯』
立ち寄り湯は、大人900円。
11時から23時まで(年末年始除く)
お湯は、ヌルットロンの美人の湯。
とても気持ちの良い温泉だった。

ただマイナスポイントは、
露天風呂の湯舟に浸ってしまうと、
目隠し用のフェンス(?)が邪魔になって、
せっかくの海の景色が見えないこと。
目の前は海なんだし、対岸は遠いし、
なくてもいいやんと思うんだけどな。
ひょっとして、女湯だけかな?



少し秋めいて涼しくなったとは言え、
温泉に入ったあとは、暑い!
頭の中は、ビール飲みたいでいっぱい(笑)
公園の駐車場に止めて、すぐにビール。
ビール飲みつつ、車の中でゴソゴソ。
荷物を片付けたり、
目隠しのカーテンをセットしたり・・・

晩ご飯、どうしようかな~?
温泉で体は温まっているし、
火を使って、煮炊きするのは億劫。
コンビニで稲荷寿司買っていたから、
それだけでいっか。
で、写真も撮らず仕舞い。
稲荷寿司の後、2本目のビールを開け、
ミックスナッツなどをポリポリ。



夜、たぶん10時近く、
すでにウツラウツラしていたけど、
その声で、10時近くなんだ!と・・・

「もしも~し、
 駐車場10時で施錠しますけど、
 大丈夫ですか?」

この公園の駐車場が、
夜10時施錠と言うのは知っていた。
施錠されるから、
暴走族なんかがたむろしなくて、
逆に安心出来る。

警備員さん(?)が立ち去ったあと、
外を見まわしたら、
他に車は1台も止まってなかった(笑)
ここの他にも、もう一ヶ所駐車場がある。
自動販売機などがあるスペース。
みんな、そっちかぁ?
ま、いっか、一人には慣れている。



翌朝、観光客で混雑しないうちに、
目的地へ移動。



平戸島と生月島を結ぶ生月大橋。
冬に夕陽を眺めるための時は、
ここの道の駅で車中泊するのが定番。




目的地は、生月島の北端。
遠くに生月大橋が見える駐車場。



ここで、生月大橋を眺めながら朝食。



9月になってから、
新しいクーラーボックスを購入した。


実は前の週の連休に、
友人と温泉車中泊を企んでいた。
今までのクーラーボックスでは、
一人一泊分が限界だったし、
少しだけ容量が大きく、
そして、今は無理だけれど、
二泊に耐えられる性能の物が欲しかった。

以前から目を付けていたモノが、
セールで2000円程安くなっていて、
溜まっていたポイントを全部つぎ込み、
6000円程で手に入れることが出来た。

だけど、温泉車中泊は雨の為中止。
従って、今回が初おろし。


500㎖のペットボトルに水を入れ、
カッチカチに凍らせたモノを、
金曜日の朝から入れておいた。
24時間後の土曜日の朝でこの状態。


解けた水を捨てて見たら、
まだかなりの氷が残っていた。
翌日の朝、
48時間後はどうなっているだろう?





今回の目的は、
まだ見ぬ絶滅危惧種の蝶、
タイワンツバメシジミを探すこと。
過去2度程トライしたけれど、
いずれも空振りに終わっている。




タイワンツバメシジミの幼虫の食草、
シバハギは見つけた。
おそらくコレだろうと思った。
ほんの少しだったけれどね。


実を言うと、
このシバハギの花を見たのは初めて。
今までは、このシバハギすら、
見つけることが出来ていなかった。
あ、もしかして間違っていたら、
これがシバハギじゃなかったら、
ご指摘頂きたい。


結論から言うと・・・

シバハギであろう花を見つけて、
ちょっと期待したんだけれど、
タイワンツバメシジミは今回も駄目、
出逢うことは叶わなかった。
少し時期が遅すぎたかな?と思う。





生月島の北端にある大バエ灯台。



ぼ~っと海を、空を眺めていたら・・・


猛禽類が飛んで来た。


トビとはシルエットが違うような・・・
誰だろう?


ここでも、ホオジロに逢った。


里山でも良く見かける逞しい鳥さん。



お昼近くになったので、
生月島を離れ、平戸島の川内峠へ。



駐車場で、相変わらずの貧相ランチ。



峠と言っても、
なだらかな丘がいくつも連なる草原。
テクテク、テクテクと、
徘徊して回ったけれど、
いるのはバッタ類ばっかり。
それももう呆れるほどの数。
最初から最後まで、
足を踏み出すごとに、
2、3匹のバッタが飛び出す。
バッタ好きな人だったら、
ウハウハ大喜びだったろうけどね。

駐車場に戻って、トイレへ。
そして、私は、と言うと、
トイレの中でウハウハすることに!
詳細は、また改めて・・・



土曜日16時過ぎには帰宅。

この秋初めての車中泊、
そして虫さん探し遠征は、
とりあえず無事に終了。

日曜日の朝、
つまり48時間後に、
クーラーボックスの中の、
凍らせていたペットボトルを、
確認するはずだったけれど・・・

忘れていた(笑)

夜見たら、全て水になっていた。