先週金曜夕方、長崎県平戸へ出掛けた。
仕事を少し早めに切り上げて(笑)、
高速使ってひたすら西へ。
平戸への入口の赤い平戸大橋、
それを渡る直前にある田平公園に、
今回初めて立ち寄った。
福岡方面から玄界灘沿いに走って、
平戸へ入ろうとした場合、
田平公園は、
橋への入口を通り過ぎた先になるので、
今まで行ったことがなかったけれど、
今回は佐世保方面からのアプローチ、
橋の手前を左折と言う好立地。
立ち寄らない手はない。
平戸大橋を眺める絶景ポイント。
夕陽はこの橋の左手の方に沈む。
雲がなければ、夕焼け空をバックに、
この赤い橋を眺めることが出来ただろう。
それはまたいつか、機会が有れば・・・
平戸城も見える。
この天守閣で貸し切り一組様のみ宿泊、
そんなプランがあったようだけれど、
今もやっているのだろうか?
九州本土の田平側に建つホテル。
ここの立ち寄り湯を利用の予定。
宿泊客の夕食タイムを狙って行けば、
そう混雑していないだろう。
目の前の茂みに小鳥が飛び込んだ。
ホオジロかな?
駐車場脇に猫さん。
丸々とした恰幅のいい猫さん。
辺りを見回したら、
管理棟っぽい建物の裏で、
お食事中の猫さんも・・・
陶器のお皿でのご飯。
可愛がられているんだな~と思う。
温泉へ行く前に、一旦平戸大橋を渡り、
橋の下にある平戸公園へ向かった。
ここで車中泊の予定なので、
初めての場所だし、明るいうちに下見。
目の前が海の静かな場所だった。
ホテルで温泉を頂いて、
ここへ戻った時には、もう真っ暗。
陽が落ちるのが、
ずいぶん早くなったもんだ。
あ、ホテルの温泉の話も一応しとこ。
平戸サムソンホテルの『なごみの湯』
立ち寄り湯は、大人900円。
11時から23時まで(年末年始除く)
お湯は、ヌルットロンの美人の湯。
とても気持ちの良い温泉だった。
ただマイナスポイントは、
露天風呂の湯舟に浸ってしまうと、
目隠し用のフェンス(?)が邪魔になって、
せっかくの海の景色が見えないこと。
目の前は海なんだし、対岸は遠いし、
なくてもいいやんと思うんだけどな。
ひょっとして、女湯だけかな?
少し秋めいて涼しくなったとは言え、
温泉に入ったあとは、暑い!
頭の中は、ビール飲みたいでいっぱい(笑)
公園の駐車場に止めて、すぐにビール。
ビール飲みつつ、車の中でゴソゴソ。
荷物を片付けたり、
目隠しのカーテンをセットしたり・・・
晩ご飯、どうしようかな~?
温泉で体は温まっているし、
火を使って、煮炊きするのは億劫。
コンビニで稲荷寿司買っていたから、
それだけでいっか。
で、写真も撮らず仕舞い。
稲荷寿司の後、2本目のビールを開け、
ミックスナッツなどをポリポリ。
夜、たぶん10時近く、
すでにウツラウツラしていたけど、
その声で、10時近くなんだ!と・・・
「もしも~し、
駐車場10時で施錠しますけど、
大丈夫ですか?」
この公園の駐車場が、
夜10時施錠と言うのは知っていた。
施錠されるから、
暴走族なんかがたむろしなくて、
逆に安心出来る。
警備員さん(?)が立ち去ったあと、
外を見まわしたら、
他に車は1台も止まってなかった(笑)
ここの他にも、もう一ヶ所駐車場がある。
自動販売機などがあるスペース。
みんな、そっちかぁ?
ま、いっか、一人には慣れている。
翌朝、観光客で混雑しないうちに、
目的地へ移動。
平戸島と生月島を結ぶ生月大橋。
冬に夕陽を眺めるための時は、
ここの道の駅で車中泊するのが定番。
目的地は、生月島の北端。
遠くに生月大橋が見える駐車場。
ここで、生月大橋を眺めながら朝食。
9月になってから、
新しいクーラーボックスを購入した。
実は前の週の連休に、
友人と温泉車中泊を企んでいた。
今までのクーラーボックスでは、
一人一泊分が限界だったし、
少しだけ容量が大きく、
そして、今は無理だけれど、
二泊に耐えられる性能の物が欲しかった。
以前から目を付けていたモノが、
セールで2000円程安くなっていて、
溜まっていたポイントを全部つぎ込み、
6000円程で手に入れることが出来た。
だけど、温泉車中泊は雨の為中止。
従って、今回が初おろし。
500㎖のペットボトルに水を入れ、
カッチカチに凍らせたモノを、
金曜日の朝から入れておいた。
24時間後の土曜日の朝でこの状態。
解けた水を捨てて見たら、
まだかなりの氷が残っていた。
翌日の朝、
48時間後はどうなっているだろう?
今回の目的は、
まだ見ぬ絶滅危惧種の蝶、
タイワンツバメシジミを探すこと。
過去2度程トライしたけれど、
いずれも空振りに終わっている。
タイワンツバメシジミの幼虫の食草、
シバハギは見つけた。
おそらくコレだろうと思った。
ほんの少しだったけれどね。
実を言うと、
このシバハギの花を見たのは初めて。
今までは、このシバハギすら、
見つけることが出来ていなかった。
あ、もしかして間違っていたら、
これがシバハギじゃなかったら、
ご指摘頂きたい。
結論から言うと・・・
シバハギであろう花を見つけて、
ちょっと期待したんだけれど、
タイワンツバメシジミは今回も駄目、
出逢うことは叶わなかった。
少し時期が遅すぎたかな?と思う。
生月島の北端にある大バエ灯台。
ぼ~っと海を、空を眺めていたら・・・
猛禽類が飛んで来た。
トビとはシルエットが違うような・・・
誰だろう?
ここでも、ホオジロに逢った。
里山でも良く見かける逞しい鳥さん。
お昼近くになったので、
生月島を離れ、平戸島の川内峠へ。
駐車場で、相変わらずの貧相ランチ。
峠と言っても、
なだらかな丘がいくつも連なる草原。
テクテク、テクテクと、
徘徊して回ったけれど、
いるのはバッタ類ばっかり。
それももう呆れるほどの数。
最初から最後まで、
足を踏み出すごとに、
2、3匹のバッタが飛び出す。
バッタ好きな人だったら、
ウハウハ大喜びだったろうけどね。
駐車場に戻って、トイレへ。
そして、私は、と言うと、
トイレの中でウハウハすることに!
詳細は、また改めて・・・
土曜日16時過ぎには帰宅。
この秋初めての車中泊、
そして虫さん探し遠征は、
とりあえず無事に終了。
日曜日の朝、
つまり48時間後に、
クーラーボックスの中の、
凍らせていたペットボトルを、
確認するはずだったけれど・・・
忘れていた(笑)
夜見たら、全て水になっていた。