ヒメキマダラセセリが飛び始めていた。
よく、蛾に間違われている、
ちっちゃなセセリ蝶。
チョコマカと飛び回って忙しそう。
アカタテハが目の前にやって来て止まった。
翅を閉じたり、開いたり・・・
「さ~、ワタクシをお撮りなさい!」
そう言っているみたいだった。
高い樹の上を、白い蝶が飛んでいた。
スジグロシロチョウだろう、
とは思ったけれど、一応撮る!
やっぱり、スジグロシロチョウだった。
でもね、万が一があるからね~。
林の中の木漏れ日が、
まるでスポットライトのよう。
ルリシジミの白っぽい翅が、
いっそう白く輝いていた。
ルリタテハには、
久しぶりに逢ったような気がする。
今年初めてのウラギンシジミに逢った。
なかなか止まってくれない。
オスか?メスか?確認したくて、
しばらく後をつけ回した。
ようやく、給水のためか道に舞い降りた。
逃げないでね~と思いつつ近づくと、
妙に生臭い、いや~な臭いが漂う。
何、この臭い???
ウラギンシジミが舞い降りた所には、
赤黒い液体が・・・
コレは、血・・・!?
生臭い嫌な臭いのもとは、
コレだったのか・・・
一瞬、ギョッとしたけれど、
前回ここを訪れた時、
駆除された鹿を目にしていたから、
ああ、ここで、
鹿か猪かが、屠られたのだろうと納得。
写真は、あえてモノクロ処理している。
それにしてもウラギンシジミ、
なにも血を吸わなくても~!
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