いつもの川の上流の方を歩いていて、
ふと見上げた空に鳥たち。
鴨だ!
5羽で飛んでいるから、
あのマガモの親子だろう。
下流の方へ向かっている。
「あとで逢おうね」と呟いて見送った。
草むらを覗き込んだり、
川面を眺めたりしながら、
ゆっくり、ゆっくり、下流へ・・・
久しぶりにカワセミが目の前を横切った!
夏場は、樹々の葉が青々と茂って、
どこに止まったか、見つけ出すのは困難。
結局、その後姿を見送っただけ・・・
途中、2羽のマガモを見かけた。
あのイタチ遭遇の直後、
土手道を歩いていた子と、
そのお母さんで間違いないだろう。
母一人子一人のせいか、
いつもベッタリ(笑)
親離れ子離れ、無事に出来るだろうか?
老婆心ながら、ちょっと心配。
堰の上にアオサギがいるのが見えた。
大きいから、遠くからでもすぐ分かる。
アオサギには申し訳ないけれど、
「なぁ~んだ、アオサギか~」
なんて思いながら近づいた。
すると、思いがけない光景が!
アオサギの行く手に、
ずら~ッと、ほぼ等間隔のマガモたち!
「なぁ~んだ、アオサギか~」
で、スルーしていたら、
危うく見逃してしまうところだった。
アオサギがズンズン近づいてくるので、
1番端っこにいたマガモが動いた。
これ以上動けないと思ってか・・・
川へと逃避。
でもそれは一時的なものだったようで、
「端っこはオマエに譲る!」
とばかりに、ちゃっかり間へ上がり込んだ。
「せっかく乾いていたのに、
また濡れてしまったじゃないか!」
と、文句言いたげね。
半強制的に端っこを譲られた兄弟も・・・
ズンズン幅寄せしてくるアオサギは、
やっぱり嫌みたい。
なにか面白いコトが起きないかな~と、
ちょっと期待していたけれど、
コレと言って、何も起きず・・・
うん、平和だ。
橋を渡って、反対側から見てみた。
マガモたち、
初めはほぼ等間隔だったのに、
ずいぶん詰まってしまった。(笑)
真ん中がお母さんかな~?
ほんのちょっとだけ、大きいような・・・
もう見分けが付かなくなってしまった。
でも、この1羽だけ、
周りを警戒しているような様子。
やっぱり、お母さんだろうな~。
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