8月に開催されるお寺のイベントの
ステージで奉納するメロディ朗読作品、
2021年版にリメイクしました。
文章も音楽も両方、書き換えました。
”メロディ朗読”というのは、造語です。
朗読のバックミュージックとして、
音楽を作って、バックに流すのですが、
朗読と音楽が一体となって、物語を
語っていくように創作しています。
現在、”歴女ピアニスト”としての活動は、
歴史講座や公民館行事がほとんどないので、
こういった創作活動が中心となっています。
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お寺に古くから伝わる物語を題材にして、
朗読ステージでお客様に聞いて頂くよう
構成し、それに合わせて音楽を作ります。
お寺に伝わる昔話に音楽を付けるなんて、
簡単そうに見えますが、結構大変です。
不思議なことに、古い歴史を持つお寺は
それぞれのお寺に、”そのお寺だけの昔話”が
あることが多いです。昔話は、和尚さんや
地元の方によって、語り継がれています。
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〇〇寺にある寺宝の掛け軸をどろぼうが
盗もうとしたら、掛け軸がうなりだした。
どろぼうは驚いて、一目散に逃げだした。
昔、殿様がいざ戦い!に備えて軍資金を
隠しておいた。その軍資金のありかは?
〇〇寺が目印という殿様の遺言を頼りに、
みんなで探したけれど、見つからなかった。
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このように語り継がれた
”お寺のとっておきの話”を
依頼されたお寺のイベントの
ステージで発表しています。
イベント当日、お寺に集まった方々に
朗読ステージ用にお話を再構成して、
情景にぴったり合った音楽を付ける。
それって、結構時間がかかります。
今回、以前の作品をリメイクしました。
岐阜県の古寺を作った武将のお話です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/a1/469b257fb015bf7a755d723ec9158d1b.jpg)
お寺のイベントでお寺の始まりを紹介。
お寺を作った戦国武将を紹介するのに
武将の一生を一つの物語にして語るのは
どうだろうか?という発想からスタート。
そこで最初、武将の経歴が残されていた
”寛政重修諸家譜”という江戸時代の
資料をもとに3ページの物語を作り、
お寺に古くから伝わる資料をもとに、
1ページの物語を作り、合体させました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/1c/e08e40cfd5d03bc6f6f2e3bc7028aa34.jpg)
近年、毎年イベントで発表しています。
”史実に忠実”にを大切にしていましたが、
もうちょっと面白くしてもいいかなと
今回、1ページ増やして全部で5ページに。
お話に合わせ、音楽もリニューアルしました。
以前より深みが増したのでは、と思います。
手間がかかって大変ですが、結構
楽しんでやっている自分を発見しました。
8月に開催されるお寺のイベントでは
地元FM局で活躍されていた方の朗読に
私のキーボード演奏のステージとなります。