歴女ピアニスト:ピアノコンサート&イベント日記

コンサートホール、社寺、博物館の歴史講座などで歴史トーク&演奏している珍し~い「歴女ピアニスト」のブログ。

一宮市市制100周年記念、駅にピアノがやってきた

2021-11-01 13:34:16 | ストリートピアノ
2021年、11月1日、一宮駅に
やっと駅ピアノがやってきました。

尾張猿田彦神社にあったピアノです。
一宮市市制100周年を記念して、今後
1年間、一宮駅に設置されるそうです。

11月1日(月)は午前11時から
オープニングセレモニーがあって、
その後、一般に開放されました。
だれでも自由にピアノを演奏できます。





このストリートピアノは演奏時間の
制限は特に定めていないようですが、
演奏は一人1曲でとのことでした。

猿田彦神社のピアノはどちらかというと
マイルドな響きのように思いましたが、
駅に移動されると、駅の建物全体が
反響板の役割をしているのでしょうか、
音はとても明快でよく響き渡ってます。

私が行った時、ピアノが設置されている
場所に近づくにつれ、すごい迫力で
ピアノの音が聞こえるように感じました。






平日にもかかわらず、大勢のお客様が
ピアノの周りを取り囲んでいます。
水色や紫の袴姿の猿田彦神社の
神職さんたちもおいででした。

さて、演奏は一人1曲とのことなので、
何を演奏しようかな~、と考えます。

よく響くので、静かな曲がいいかなぁ~。
あ、そうだ。猿田彦神社で演奏したのが
きっかけで、前よりよくなった曲がある。





ショパンのノクターン。Op.9-2です。
今日はこれを演奏することにしました。
よくあるバージョンと一味違った
ウイーン原典版にある異稿で演奏します。

大勢の人たちに囲まれているにも関わらず、
いつものように演奏できました。
自分が演奏する音はこの場所で
どのように響いているのでしょうか。

一宮市の市制100周年を記念して、
ピアノが設置されました。では、私も
一宮市の市制100周年をお祝いして
1年間にここで100回演奏することを
目標にしてみようかな~と思います。