ご報告遅くなりました。
無事に帰ってまいりました!
8角形を楕円につぶしたような、黒い地下のスペース。
上の階にはオペレッタ劇場、
地下の奥にはバレエレッスンルーム、
地上には国立劇場大ホールや、それに伴うギャラリー、レストラン、売店etc。
そんな一大劇場迷宮の中の、地下アトリエスペースにて、ツアー最後の公演。
緞帳もそで幕もなしでの、横広がりの黒い空間にて。
同じ床の上に、お客さんも居る。
より素のままに近い距離。
ケイさんから、縦と横の話しがあり、
個としての自分が高まり集中していく点は伸びてきたが、横の共演者との呼吸
グループとしての表現への意識が欠けて来ていた事に気づく。
当然のことながら、
いまそこで我々は何をしようとしているのか。
幕間の拍手もなく
じっと眼差す客席。
後ろの方の席は見にくかったようで残念。
終演。
スタンディングオベーション!
現地で通訳として同行してくれたアナヒタさんが、
打ち上げの席で、一芸。
小栗のセリフ「弓か鞠か~」を披露してくれました!
共に見ていてくれたんだなっ、と、感激!
一同盛り上がり~っ。素敵な夜になりました。
旅の経験を咀嚼しなければ、とあせりつつ、
かたちになるのはまだ先かしら。
まずは貴重で豊かな出会いに感謝いたします。