舞踊家 木室陽一 きむろよういち おどるおどる

木室陽一の舞踊活動が、次第に明らかに。創作・舞台・即興。彼は何処に居て何処に向かうのか。現在、愛媛・中島にて島暮らし中!

ドキュメンタリー映画「戦場ぬ止み」

2015-08-13 14:44:42 | 舞踊の営み
松山で、友人から紹介してもらったドキュメンタリー映画「戦場ぬ止み」を観てきました。

つい、さっき、
3時間ほど前ですっ。

「いくさばぬとうどうみ」
と読んで、
戦場(いくさば)は、とどめ(止め)、終わりにしよう。
の意とのこと。

沖縄・辺野古での昨年一年の動きを、
映画監督:三上智恵さんがドキュメンタリーに編んだもの。

松山での上映は、明日まで。
最終日直前っ。

やっと観に行けました。



20人ほどの人々の、いろ~んな在り方・生き方があって、
それぞれに印象が強く残ってます。

文子おばあちゃまの70年にわたる生きた歴史であったり、
和奏ちゃんの笑顔であったり、
武龍くんの背負ってる大人びた風情だったり、
寿里ちゃんの悔し泣きであったり、
口をつぐむ港のおばあちゃまであったり、
ヒロジさんの困った様子であったり、
武清さんの、また選挙だってよ~てつぶやきとか、
由里さんとチコさんが、海猿船にありがとね~と声をかけて、
それにポロリと人間味を出して応えてしまう海猿隊員であったり、

で、
そんな中でも、
反対なんかやめてしまえ、て言いながら、ありえないくらい見事な刺身盛りを差し入れてる漁師の仲村さん。
彼の、一見どっちつかずな在り方にも、興味惹かれました。

そんな人々が、それぞれに生きていて、
とある瞬間に一堂に会するのは、感動的だし、
だけれど、まだまだ現実は進行中で、いまそこにある危機であって。
また、それぞれの活動が続いている。



で、
自分に引き寄せてみると、

「暴力」に対して無関心になってしまいがちな、僕らの日常。を思いながら、考えてしまいます。

戦争が最大の暴力であるのは、もとより。
住む土地を奪う暴力。
命を脅かせる暴力。
お金で無言にさせる。
決められた事に従う、という職に就くこと。
こっから先は入っちゃいけない、なんていう状況。
反対を叫ぶ。

んーと、
もちょっと進めてゆけば、
自分の目の前にある、暴力の現場と結びつく、のですよね。

(^。^)

映画を観終わって、3時間。
まだ、こんな感想です。

松山・シネマルナティックでの上映、明日までですよね~!
お盆休み中ですが、
機会あれば、ぜひっ
明日のルナティック、朝10:30にいらしてみて下さい!

記憶の新しい中での、感想メモです~♪
コメント
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