島の春

農家さんに、
「ちょっと、ここの土地空いとるんやけど、なんか使わんかの」と言われて、
見せてもらってきた。


畑を、少し登る。

右手の登った畑の方を見下ろすと、緩やかなカーブの入り江。
その向こうの山に向かって夕陽が沈む。
入り江からのびる先には、タンカーが進むのが見えて、
泳いで渡れる無人の島を手前に眺めながら、
左手には、お隣りの睦月島が現れる。





なんか使わんかの、って
何するんですか、ってたずねたら、
「小屋でも建てて、バーベキューでもせんかのぉ」
とのこと。

手前の土地に、
おつまみになる、豆やらネギやら植えて、
その畑の合間をちょいと登って、小屋で皆でワイワイしながら、バーベキューしたり、眼下の海に泳いだり、のんびり夕陽を眺めたり。



「小屋建てるくらいの材木やったら、あるけんのぉ」



ここは、パラダイスですかっ✨

(=゜ω゜)ノ