舞踊家 木室陽一 きむろよういち おどるおどる

木室陽一の舞踊活動が、次第に明らかに。創作・舞台・即興。彼は何処に居て何処に向かうのか。現在、愛媛・中島にて島暮らし中!

大阪で、踊ってきました。

2016-07-17 13:53:02 | 無事に終えました
久しぶりの、大阪。
どんだけ久しぶりか、ってと、かる〜く1年。いや2年くらい?

新大阪に降り立って、
地下鉄に乗り換えるまでに、
久しぶりに体感する都会の空気と建物の硬度。に、
なにやら緊張して冷や汗かいてました。

(⌒-⌒; )

んあー
自分の生態が、こんなにも敏感になってたコトにびっくり。



たまたま三島由紀夫さんの「憂国」をテーマにする機会ともなって、
先の選挙後の印象やら、
「国防」って意識のはかりどころや、
島でのみかん農業の現状やら、
子を産んで育てる、って事さえも、僕らは自分の手元から遠いところに置かれてる、ってことやら。

バクゼンと思っていたことを、
こうした、予期せぬ、凝縮した場に参加することで、
イメージや言葉に現しやすくなってゆく。

大阪の(主に西成で出会った)仲間・見知った方々・初めて逢う方。
と、
たっぷり語らう事が出来ました。

やっぱ、会うのって 大事やね。
(^O^)
この企画が種となって、
これから4年くらいかけて「憂国」のプロジェクトが進んでゆきます。

いまのとこ、2020年に。とある作品を上演するのが目標。
その時を迎える、準備を始めます。
折にふれ、ぼ〜ちぼちとまた、ご報告いたしますね〜♪

まずは、
関係者みなさま、
応援して下さった方々、
お越しいただいた皆さまに、感謝〜ありがとうございます!



以下に、本番中の舞台写真レポート〜♪


安嶋菜緒さんの、はかなく優しい歌声。
でも、その可愛さは深い強さから生まれ育ってゆく。


今回の企画の旗振り役、大蔵喜恵さん。
「国防」についての鋭い視線を、
へらりんと太鼓を叩いて語る漫談。秀逸。


僕は、うっかりいろいろしゃべり過ぎたけど、
国って、僕らである。みたいな話しから、みかん農業・出産を知らない、とかいった「僕ら」自身への憂いへと、ぐんと飛躍した話題へとつながりました。
なぜか、
「憂国」の映画をバックに「トリスタンとイゾルデ」を聴きながら、ひとおどり。



トリは、女性の性を軽やかに往き来するアーティスト、牧瀬茜さん。



ラストは、みんなで、
舞台セットの撤去の儀式パフォーマンス✨
いやはや〜みなさま、ありがとうございます!
コメント
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