初夏の祝福

久しぶりの雨に、畑も潤って、

今日は、爽やかな風に薄曇りの心地よいお天気。

　

　

うちの娘たちの、オムツのうんちを、

庭の畑の、オクラとバジルの間に埋めて、

　　

　　

窓をあけたら、

すぐそばの、伊予柑の花が満開で、

うっとりする芳香が部屋いっぱいにひろがって

　　

　　

畑から摘んだ、茶葉で、

手もみの自家製紅茶を仕込んで

　　

　　

友人から、

福島の優しいお酒が届いて、

その甘露な味わいに、涙が出そうになって

　　

　　

晩酌には、

島の小アジと、わかめの味噌汁と、イノシシのもも肉角煮とで、

ほとんど地のモノでの食卓

　　

　　

土地と繋がるもの、

とおい土地から届くもの、

いまをほころび、生きるもの。

　　

あたりまえに囲まれている、祝福の季節。