先週の公演。
「吉原の起源」
その本番中の写真が届きました。
何枚かを、ご紹介~。
( ´ ▽ ` )ノ
あと、終えて一週間目の僕の「振り返り」。これは、この企画のためのFacebookメッセージグループに投稿したものですが。
おまけに掲載~~。
『吉原の起源』
2014年
4月5日(土)6日(日) 11時~13時 14時~16時 17時~19時
ダンスと朗読を吉原神社に奉納します。みなさまも是非いっしょに朗読にご参加ください。
***
作
岸井大輔
出演
立ち寄った皆さん
ダンス
木室陽一 外山晴菜 大歳芽里 カワムラアツノリ 大川原修平 さいとうなるみ
キャスト
澄井葵 やまぎわあかる うしお 金藤みなみ やつだひろみ 坂田尚(6.5/w)
4月5日 11:00~の回
さいとうなるみ、木室陽一
撮影:大歳芽里
4月5日 17:00~の回
外山晴菜、木室陽一
撮影:なかはしかずや
4月6日 17:00~の回
撮影:梅澤妃美
***
「吉原の起源」一週間目の振り返り
(Facebookグループのメッセージより。)
久しぶりに、
しかも、ダンスは全て初顔合わせの方々との即興。
(=゜ω゜)ノ
一週間経って、ようやく振り返ってみる余裕が生まれました。
濃密な2日間。
岸井くんをはじめ、みなさま方々に感謝~!
なんといっても「奉納」という在り方が、僕にとってはとても心地よい環境でした。
だって、お客さんのコトを気にしなくてよい。ひたすら踊りに集中する事が許されている、ていう時間だったんよね。
こちらが、捧げ続ければ、何が起こってもよい。
でもって、
起こってる事から、次に捧げるべき道筋・時間が見えてくる。
ていう循環が、僕の古いものも新しいものも、全部いろいろひっくるめて顕にしてくれて。
おかげで、2日間終わって、心身の隅々までホコリ落としをしてもらった気分でした。
楽しかったわぁ~
またひとくくり時間を置いて、こんな機会を持ちたいです。
なによりも、触れた人々の、
温度やら、
硬さ柔らかさやら、
においやら、
湿度やら、
味やら、
噛みごたえやら(どーも失礼をば)、
あと、そっから、
物事が生まれてくる土の感覚やら、
なにかやってくる、風みたいなものやら、
通りの外の喧騒からの導きやら、
そうした中での、物語「吉原御免状」が伝えてくれるヒントが、いまここに居る事を、なんてゆーか確かなものにしてくれてる。みたいに思えてきて。
読み終えた後の帰り道は、吉原の土地をすっごく「知ってる」気分になりましたね~
(物語の吉原は、ここには何処にもないのにね)
物語の持つチカラに身を預けて頼もしく思いました。
んでも、
実際の吉原の町から受けた印象は、
あのご馳走になったお蕎麦屋さんの美味しさだったり、
ふくカフェのパンケーキのふぁふぁだったり、
現実ってむつかしいなあ~
失われた吉原は、やっぱり失われてるんやな。
生まれた素晴らしい時間は何度もあったけど、
それが、なにか現実の変化を産んだのかは、まだ僕にはわからないです。
東京に居続けるリスク。なんて事が、3年経ってもやっぱりピンときてないんよね。
それでも、
あの神社に居合わせたみんなと、そして、それを実現してくれた皆さまとの、関わりやら、
触れ合いやら、
ふるまいやら、
えっと繰り返しになるけど、
温度やら、
硬さや、柔らかさやら、
かおりやら、
気配やら、
動きの交わりやらは、
確かに生きてることそのものだったから。
あらためて自分のこやしとなりました。
素晴らしい2日間でした。
ありがとうございます。
木室陽一
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