舞踊家 木室陽一 きむろよういち おどるおどる

木室陽一の舞踊活動が、次第に明らかに。創作・舞台・即興。彼は何処に居て何処に向かうのか。現在、愛媛・中島にて島暮らし中!

東京から、広島へ

2015-08-07 22:42:40 | 舞踊の営み
公演「サイガバレエの小さな歴史」 盛会にて終演しました。



総勢30名あまりの出演者。

前衛作品から、
ソロダンス、
舞踊劇、
狂言にも似た口上や、
日舞、
中国舞踊、
そして、シャンソン。

盛りだくさんの内容。

幕間には、ワインサービスもあって、
雑賀先生の、おもてなしあふれる一夜でした。

(^_^)

神楽坂の稽古場に、全ての道具を運びこみ、

奇跡的に通りかかったワゴンタクシー。
そのおかげで、運搬が一度に済んだ、有難さよ。

作業を終えて、坂を下ると、
堀の向こうのビル群と、
その下の隅っこに、

のぼる、月。



都会、というか、東京のもの凄さというか。

翌日は、
ひたすらダラダラして、心身の回復につとめました。

その日の夜も、
宿の窓から、
街と、その向こうに立ち昇る入道の稲光りを目撃しながら、

ちょうど、この時。
以前から気になっていたCDを入手して、
それを部屋で聴いていながら、
ふと、ジャケットの解説文を読むと、
なぁんと、その執筆者が大学時代の友人(先輩)で、あったりして。

いやー。
お久しぶりです。
今日、この音楽を届けていただき、ありがとうございます。
なんて、思いながら、
眺める稲光。



そうして、
今日は、
広島に移動。

ちょっと散歩のつもりで、
駅から、繁華街をウロウロ横切っていると、

うっかり、元安川に出てしまい。

初めて、夜の原爆ドームを眺めて来ました。



明日は、ここで、写真の撮影を行います。

早朝、ドームをバックに踊るシーンをカメラに収める、との事。


暑さもやわらいで、
涼やかな夜。
ですけれど、
昼間の熱が、潜んだままで、
おさめるチカラと、燃えさかるチカラとが、今でも拮抗している。


「安らかに眠って下さい 過ちは 繰返しませぬから」


いまのままの幸せ、
では、もうすでに危うくて、
いままでにない幸せ、
に向けて動く。
いまは、そんな時であると、さかんに告げられているように思えています。
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