昨年の、あいちトリエンナーレ2010に出演したダンサー青山るりこが、
その旅の途中に立ち寄った、橦木館。
その時のご縁で実現した今回の茶遊び。
この橦木館の副館長さんに招いていただきました。
正式には「文化のみち橦木館」といいます。
陶磁器商であった井元為三郎氏が、大正と昭和のまさに狭間に建てた邸宅で、
洋館の表向きに、奥に延びる和館、囲まれた庭には江戸時代のものを移築した茶室に、裏手には蔵も残るという
落ち着きある憩いの場所です。
やはり1000年以上続くという、近くの商店で扱っている煎茶をいただきました。
日だまりのさす、
ふすまをはらった広間にて。
見に来ていただいた10名ほどのお客様を交え、
澄井葵が遠くで物音をたて、
青山るりこが部屋を巡り、
僕は、畳の目と、壁の向こうの動く音と、その柱に寄り掛かって。
30分ほどのパフォーマンス。
先にいただいた煎茶の、
「かりがね」をいただきました。
これから、このお茶は
季節の「茶話会」で交換されてゆきます。こちらにも、ぜひお越しを。
橦木館の保存の会の皆様にも大変お世話になりました。
ありがとうございました!
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