舞踊家 木室陽一 きむろよういち おどるおどる

木室陽一の舞踊活動が、次第に明らかに。創作・舞台・即興。彼は何処に居て何処に向かうのか。現在、愛媛・中島にて島暮らし中!

映画『標的の島 風かたか』を観てきました。

2017-05-11 22:06:39 | 舞踊の営み
映画を観ながら、メモをとった。
羅列なので、意味は成してません。



「島は逃げられない」

「軍はヒミツをつくる」

「軍人になる、大きなものに護られる」

「自分たちで 生きられない不安」

「なんで権力側が説明会をひらくのか、住民が権力に対して説明会をひらけば」

「どちらも『自分をまもれ』と言ってる」

「自分達で生きてゆける/には/自然にたよる」

「この世で試されている」



松山の映画館・シネマルナティックでは、明日5/12金曜日(朝10:15〜)の回で終了なので、
そんな平日の朝に観に行ける方は限られているんだろうなぁ。

なので、僕は
「みんな映画観てね」って言うより、
そこから得られた実感を、自分で行動して伝えて行くしかないのね。



毎日流れてくる、例えば辺野古ゲート前での現状。

今日の辺野古の様子。ツイッターより。
https://twitter.com/times_henoko/status/862531494044082176

この暴力は、毎日ココで起きていて、
何十人、何百人もの人々が現場にいる。
で、
それぞれの「役」を行なっていて。
真面目な方ほど、役柄を全うすることに余念がなくて、

すでに、同じヒト同士が、役柄の上で暴力を振るう・振るわれる立場になっている。
そんな役柄を演じる羽目になっている時点で、戦争はすでに僕らの中にあるのだと思う。



舞台上では、役柄を全うする事が要求されるけれど、
本来、表現者はその「役」を自在に操る技術こそが在り方であって。

役に没頭する瞬間と、それを瞬時に切り替える能力。が、役者であり、
せっかくなら、
その能力が、誰もにある。事を拡めて行くのが、表現者に託された使命。
舞台や演劇やコンサートが「大事な文化」である理由なんやけどね。

「大いなる権力に頼る事で、安心する」っていう役柄から、逃れられない役者が多いんだろね。



そこから逃れろ!

自分で生きられる

さらに言うと、自分だけじゃ生きられない

まわりの環境に活かされている

みんな、やってみようぜ!

てな流れが、
これからの僕の舞踊なのかな。
(^_^)
やれやれ、今夜は月が明るいなぁ〜✨


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