舞踊家 木室陽一 きむろよういち おどるおどる

木室陽一の舞踊活動が、次第に明らかに。創作・舞台・即興。彼は何処に居て何処に向かうのか。現在、愛媛・中島にて島暮らし中!

プレイ

2010-10-17 22:02:45 | 東京の条件 work編


「まちあるきおどり」中目黒編、2010年10月15日夜の回(8回目ラストの公演)


続々と集まるお客様。
中目黒編ラストの回の盛り上がりの予感。



共に歩く。とか、突然に場所が現れる。とか。
一緒に居つつ、そこから飛び抜ける衝動が、出たり入ったり。

気ままに、気ままに。

静けさならば、静けさのままに。
取り逃がしたならば、失われるままに。
浮かんでは消える。
やはり引き返して、戻ってもみる。



まわりのすべてを取り込んで、
まわりのすべてを恐れさせる事なく、
足の細かな幅も、胸からの大空への投げかけも、共に。
そこにあるものばかりになる。

そんな舞踊に行きつけないものか。




やはり見失いを感じ。

ここから改めて始めるならば。

人の波と流れから、抜け出し、抜け出て。
渡り続けるように。
くぐった土と鉄板の角に立ち。
まわる。
まわる。まわる。まわる。
街を背負って立つような、だいそれた事は、さておき。
足の幅に正確に、まわる。
うねって、とんで、踏みならす。きちがいだ。

格好をつけたつもりはないのだけれど、
納めは丁寧であって。

そして、見えないところに消え去りたい。




       
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