ご隠居さん:自我や世間の枠にとらわれず、社会の潤滑油となりたいものです。 AI時代は 人間らしい自由な発想がカッコいい

年を重ね、経験を積むにつれ、その時々の思いも変わっていく。その足跡を残しておくために

人生100年時代

2018年09月20日 | 私生活 雑感
今年の敬老の日は、どこか他人事の感じで過ぎてしまった。
70歳以上2,618万人(実に5人に1人)
まさに人生100年時代の感あり!
年金財政など考えると、NHKのチコちゃんじゃないけど「ボーっと生きてんじゃないよ!」と肩身が狭くなる面もあるのでは。
50歳の頃、ある本で見つけた身体と心の発達の記事を時々見返しては励まされている。老人も進化できる、とは捨てたもんじゃない。


もう一つ、ドン・キホーテのセルバンテスの言葉を最近知りました。
1.夢だけ見て 現実を見ないやつ(9条だけ?)
2.現実だけ見て 夢を見ないやつ(日米安保と米従属一辺倒?)
3.最も許しがたいのは 現実を夢に近づけようとしないやつ(高齢者??これではまずい)
山口県の幼児救出で有名になった78歳のボランティアさんではないが、身の回りでささやかながら、「現実を夢(理想)に近づけよう」と努め続ける老人でありたいものです。学生の頃、ヒーローではなく「市井の哲人」に憧れた記憶あり。

高齢社会は、リタイヤ後の学び直しが大事だと思っています。現役の時には知らないことが多すぎる。一組織でのわずかな経験と知識に気づき、子や孫のために、出来るだけいい社会を目指せるようなご隠居さんが増えて行くといいな、と思っています。
現状は、会社人間のままOB会頼りとかスマホ依存とか官民問わず忖度が蔓延るなど、どこそこに、自分で深くものごとを考えられない人間が増殖しているような気がする。
まさに人間のAIロボット化!
2045年シンギュラリティ(コンピュータが人間を超える特異点)とか言っているが、ひょっとしたら人間の方(大衆)が、人工知能AIの思考形態に慣らされていくのでは?
AI時代は、知恵と経験と自由の身という強みを生かして、ご隠居さんの出番だという人がいる。とくに、潤いのない生活にゆとりと安心をもたらすコミュニティ作りなどは御手のものだろう。
AIは、とてつもない情報を駆使して、最も優れた結論を出すかもしれないが、その過程:因果関係は示せない。これから大事なことは、形あるモノだけではなくそのコトの意味づけ:価値を楽しめる能力だろう。
入試合格、出世、金持ちとかいう結果のためだけでなく、学ぶ、働きがい、交友というプロセスを積んだ高齢者には、新しいコトを生み出す潜在力が備わっているはず。

先日ラジオの聞き逃しを聞いていたら、
人生100年時代、第4節:76歳からの冬の時代のキーワードは、“可愛げのある老人”とか。
確かに、体調が悪くなったり、頑固になったりして、表情も難しくなりやすい。
孫も近寄らず、奥さんからも煙たがられると、悪い循環に‼️
実は10年くらい前から、“年の功と地で勝負”しょうと意識しています。
大好きな子供たちとの遊びでも、色々とアイディアを凝らしたい。先日は、折紙。4枚手裏剣やフウセンは当たり前、6枚そして8枚手裏剣、これが意外と孫や前の年中さんに受けた。

紙粘土も色付けが楽しい!

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